Carolina Panthers
再建期という免罪符は終了、Bryce Youngの未来が決まる1年
2025年は8勝9敗でNFC Southを制した。ただしAtlantaとTampa Bayも同じ8勝で、タイブレークでCarolinaがプレーオフへ進んでいる。とはいえ今年の焦点は地区優勝を繰り返すことよりも、本当にPanthersは「QBさえ普通なら毎年競争できるチーム」なのか、そしてBryce Youngがその答えなのかにある。
ディフェンスを中心にチーム作りは進んでいる。2024年のPanthersのラン守備の歴史的な崩壊状態だったが、2025年にはラン守備のサクセス率でリーグ7位まで戻している。今年はパスラッシュの向上を目指し、前年サック30位・プレッシャー率31位という明確な穴に対して、Jaelan PhillipsとDevin Lloyd、2巡Lee Hunterを集中投入するという的確な補強を見せた。元々JC HornとMike JacksonというCBには強みがあり、今年の守備への期待値は高い。
オフェンスは最優秀オフェンス新人を獲得したWR Tetairoa McMillanに加え、密かにブレイクしたJalen Coker、3巡Chris Brazzell IIまで加わり充実。不安はOLでTaylor MotonがIR、Ikem EkwonuがPUPで開幕を迎えることだが、1巡19位Monroe Freeling、Rasheed Walker、Stone Forsytheと層の厚さに助けられて形にはなっている印象。
一番の疑問点はQB Bryce Youngに尽きる。ルーキー年以降成績を伸ばし続けているが、2025年の「良いBryce」ですら先発の基準を満たしていない。規定到達33人中、EPA/dropbackは28位、サクセス率は26位。エクスプローシブパスは63本で28位タイで、Bryceの在籍期間を通じてCarolinaより少ないのはJetsだけだった。McMillanとCokerが同時に出ていた時期でもチームのパスサクセス率は28位級。言い訳ができなくなってきた4年目、フランチャイズQBとして契約延長を勝ち取れるかが決まるシーズンとなる。
2025 Team Profile
2025 REG · EPA — League percentile · Higher = Better2025年のPanthersは攻撃26位・パス攻撃27位で、8勝9敗の地区優勝はタイブレークで決まった。守備はEPAで23位だが、ラン守備のサクセス率は2024年の崩壊状態からリーグ7位まで戻っている。数字が最も悪いのはパス側の攻守で、今年の補強もそこへ集中している。
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2025 → 2026Pass Rush
2025年のPanthersはチームサック30位、プレッシャー31位、プレッシャー率31位。JC HornとMike Jacksonという外側は既に良かったので、直すべきはCBがカバーし続ける時間の方だった。そこへJaelan Phillips(前年は途中で守備環境が変わってもプレッシャー数・率でトップ10級)とDevin Lloyd、2巡Lee Hunterを入れている。Lloydは加入1年目からグリーンドットを担い、カバレッジのチェックについてスタッフへ提案するほど噛み合っている。ここが機能すれば、守備DVOAでトップ10圏まで届く可能性まで議論されている。
View Team Stats →Pass Offense
2025年のパス攻撃はEPAで27位。Bryce Youngは規定到達33人中、EPA/dropbackが28位、サクセス率が26位だった。エクスプローシブパスは63本で28位タイで、Bryceの在籍期間を通じてCarolinaより少ないチームはJetsだけ。McMillanとCokerが同時に出ていた時期でもチームのパスサクセス率は28位級で、「受け手が健康なら良い」という説明はまだ成立していない。ペースも31位で、ランが効いていない場面でもランに寄っていた。
View Depth Chart →
NFL入り後で最も良い環境が揃った。受け手はMcMillanとCokerが初めて通年で並び、タックルにはFreelingとRasheed Walkerを用意した。だから今年の数字には言い訳が効かない。5年目オプションは行使済みで2027年もクラブコントロール下にあるため、問われるのは契約ではなく続投の理由になる。
Player Profile→プレーコールがHCのDave Canalesから移り、NFLで初めて本格的に呼ぶ立場になる。2025年のPanthersはペース31位で、ランが効率的でない場面でもリーグ最上位級にランへ寄っていた。一方でプレーアクション時のサクセス率は7位、スナップ時モーションを使ったドロップバックのサクセス率は56%でリーグ1位。Bryceに合う形はもう見えている。そこへ振り切れるかどうかが仕事になる。
Coach Profile→Superstars
NFL Top 100 2026 →- NTA'Shawn Robinson
- LBChristian Rozeboom
- CCade Mays
- LBD.J. Wonnum
- LBTrevin Wallace
- RBRico Dowdle
- CAustin Corbett
- QBAndy Dalton
Upgrade / Downgrade by Position
↑ Upgrade · ↓ DowngradeCAN BRYCE MAKE THEM STOP LOOKING?
Bryce Youngが、2027年に別のQBを探さない理由を自分で示せるか。求めるのはMVPではなく、「QBを替えなければならない」と毎年考えなくて済む水準への明確なジャンプになる。5年目オプションは行使済みで2027年もクラブコントロール下にあるので、今年の問いは契約ではない。一番悪いのは、また9勝前後してSouthを取りながら、QBの答えだけ出ないことになる。
Schedule
View Game Database →バイが第5週と早く、明けは@PHI・TB・@GB・DENと一気に強度が上がる。前半でOLが未完成のままだと、Bryceの評価まで一緒に崩れる。最後の3試合は@PIT・SEA・ATL。地区の順位より、来年の判断材料が残るかで測る年になる。
- Jaelan Phillips — Atlanta Falcons. CC BY 3.0 via Wikimedia Commons
- Devin Lloyd — All-Pro Reels. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Rasheed Walker — Public domain via Wikimedia Commons
- Luke Fortner — All-Pro Reels. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Bobby Okereke — Public domain via Wikimedia Commons
- Kenny Pickett — Gage Skidmore. CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons
- Bryce Young — Public domain via Wikimedia Commons
- Jaycee Horn — Gamecock Central. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Tetairoa McMillan — MMG. CC BY 4.0 via Wikimedia Commons
- Derrick Brown — All-Pro Reels from District of Columbia, USA. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons





