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NetflixでNFL番組を観よう!

Ames · 2026-03-02


NetflixでNFL番組を観よう!

いよいよWBCが開幕ですね! それでは侍ジャパンの特集を…なんて話は大谷と村上以外に誰が出るか把握すらしていない自分にはできるはずもないのですが、今回実はNetflixが独占配信というので話題になっているそう。うちはWBC関係なくNetflix契約しているのであまり気にしていませんが、地上波放送がなくて現地の撮影も禁止とかで結構賛否両論だとか。とはいえ割引もあるそうだし、盛り上がってきたらサブスクする人も多いのかなと想像しています。 1ヶ月で解約する人も多いと思いますが、せっかく課金したなら野球だけ観て終わるのはもったいない。NetflixにはNFL・カレッジなどアメフト関連のコンテンツがかなり充実しています。僕もNetflixで割と色々観たので、それぞれの感想とおすすめを紹介していきます。ややネタバレも含むので注意してください(大体がドキュメンタリーなのでネタバレも何もって感じもしますが)**。**めちゃくちゃ個人的な評価(★1〜★5)もつけてます。 (注: こちらは2026年3月時点で日本版のNetflixで視聴可能なのを確認している番組のみです。Netflixの番組は国&時期によって異なるので、観られないものがあったらすみません。VPN…いや何でもないです。)

1. NFL公式の密着ドキュメンタリー

Quarterback / クォーターバック: 不屈の求道者(シーズン1: 2023 ★★★★★/ シーズン2: 2025 ★★★☆☆)

「NetflixでNFL番組と言えば…!」というレベルにはなった気がする、豪華な密着と美しい映像とダサすぎる邦題とダサすぎる日本版宣伝画像で話題を攫ったQB密着シリーズ。

シーズン1は3人とも面白くてかなりおすすめ。MahomesはCrosbyとのやり取りとか、Burrowにライバル意識めちゃくちゃ燃やしてたり、毎回見せ場をちゃんと作ってくれて悔しいけどかなり熱い。CousinsMariotaもプレーブックを必死で覚えてる所とか、体のケア(これはMahomesもあるが)の所とか、結構共通するテーマで進めててドキュメンタリーとしての完成度が高かった。あと3人とも、家族パートが多くてそこの内容も良い。

シーズン2はBurrowGoff、そして謎に再登場のFalcons移籍後のCousins。 若干微妙なのは看板のはずのBurrowの地味さ。クールでかっこいいんですが、家族パートがなくて&コメントが普通すぎて密着ドキュメンタリー向きの性格ではない。Zac Taylorにキレてる部分が一番面白かった。 あと仕方ないけど、やっぱり最後はSuper Bowlで終わりたい。 ちなみにチームが悪い面も大きいとはいえ、2シーズン通してFalconsの描かれ方に若干の悪意を感じる。

Receiver / レシーバー: 風を切って走る(2024) ★★★★☆

邦題は誰が考えてるんだと改めて問いたい。 Quarterbackの姉妹編。Davante Adams、Amon-Ra St. Brown、Justin Jefferson、Deebo SamuelとGeorge Kittleが登場。

Davante Adams: 全編通してひたすら格好いい。限界チームでイライラしてるだけなのにこんな格好いいのは異常。ルート走りの芸術性が映像でよく伝わるし、プロフェッショナルとしての佇まいが画面映えする。あと家族シーン多くて、めっちゃいい父親なのも良い。 Amon-Ra St Brown: おそらく「自分の前に指名されたレシーバーを全員覚えている」というキャラの強さで採用。やっぱりユニークなキャラ。Quarterbackの方のS2のGoffと合わせて観ると、DETの内情とか、この2人の友情とかはいい話だと思いました。 Justin Jefferson: シンプルなスターの密着という感じ。イメージ通りの良い奴感がずっと出ている。それにしても、Justin Jeffersonが「試合の日の俺は別人格の"JETS"だ」って言ってるのは話題にすらならないのに、同じチームのQBが同じことを言ってる"Nine"はあんなmemeになってしまったのか。 Deebo Samuel & George Kittle: 今でも思ってるのは、Deeboの取材をしていたらKittleの撮れ高が高すぎてリストに入れざるを得なかった疑惑。同じチームから2人は明らかに不自然だし。結果、主人公Kittleとやや影の薄いDeeboという案の定の感じに。 ちなみに、日本語吹き替えで観るとKittleさんが丁寧語で喋り出してイメージ崩壊するので、見るなら英語音声&日本語字幕推奨です。

来年あたり、守備選手やってほしい。ラインバッカーとか?

2. カレッジフットボール系

SEC Football: Any Given Saturday / SECカレッジフットボール: 強豪という名のもとに(2025)★★★★☆

SECに密着したドキュメンタリー。面白かったです。ただ、観た人の8割がVanderbiltファンになってしまいそうな番組の作り。アラバマ戦とか本当熱い。 これは今のタイミングで観るのが特におすすめで、今年や来年以降の有名プロスペクトが多数登場します。LSUのGarrett NussmeierやVanderbiltのDiego Paviaの話が深掘りされていたり、来年以降話題になりそうなDJ RagwayやSellersの姿も出てくるので、ドラフトの時の楽しみにも。 あと、ややブラックな方面では、これの1年後の2025シーズンにクビになった監督が何人か出てくるのですが、割と納得でなるほどなぁと観られます。もうここでクビにしろよ、と観ながら何度か思った。

Untold: Swamp Kings 泥沼の王者たち(2025)★★★★☆

この後も多数出てきますが、Netflixの「Untold」はスポーツの裏話を扱うアンソロジーシリーズで、アメフト関連のエピソードがかなり豊富。当たり外れはあるけど、当たりの回はかなり良い。今回のUrban Meyer時代のFlorida Gatorsに密着したドキュメンタリー。なかなか良かったし、SEC Footballと合わせて観るとさらに面白い。 「でもUrban Meyerってその後JAXでなぁ…」「Tim Tebowもプロではなぁ…」と言うのが頭にチラついてややノイズでしたが。

3. その他ドキュメンタリー系

Untold: Johnny Football / ジョニー・フットボールの栄光(Johney Manziel)★★★★☆

Texas A&MでHeisman Trophyを獲得し、大学フットボール史上最大級のスターになったJohnny Manzielの栄光と転落。話が派手なので面白い。今だと流石にないだろみたいなエピソードばかり。 僕みたいに最近のファンだと「名前は聞いたことあるけど細かく知らない」という感じだったのでとても楽しめました。 Kingsburyが出てくるのでアリゾナファンにもおすすめ。

Untold: The Girlfriend Who Didn't Exist / 架空の恋人(Manti Te'o) ★★★☆☆

2012年にNotre DameのLB、Manti Te'oの「亡くなった恋人」が実在しなかったことが発覚した事件のドキュメンタリー。Te'oが公に語っていた交際相手がCatfish(当時はおそらく珍しかったネット上のなりすまし)で当時全米レベルの大騒動になった話。 何というか…Te'o本人が出演して語る姿が居た堪れなかったですね。シリーズの中でもダントツで可哀想だった。アメフトパートはほとんどないです。

Elway / エルウェイ(2025)★★★★☆

BroncosのレジェンドQB、John Elwayのキャリアを振り返るドキュメンタリー。NFL Films制作で、映像の質が圧倒的。5回のSuper Bowl出場で最初の3回は全て大敗、「大舞台で勝てない男」と言われ続けた末に──という筋書きが出来すぎていて本当に感動します。Shanahan父とかKubiak父とかも出てくるし、NFLの歴史モノとしても良かった。Broncosファンじゃなくても楽しめます。Urban Meyerの時と違って、「でもこの人、Russell Wilsonをトレードで獲得しちゃうんだよな…」と思う暇もないくらい良かったですね。 ちなみにこれ、この前K猫さんとオフ会することになった際に予習にちょうどいいかと思って観たんですが、あまり話に出なかった。現役選手の話ばかりしてました。

Untold: The Fall of Favre / ブレット・ファーヴの失墜(Brett Favre)★★★☆☆

Favreの栄光、引退→復帰を繰り返した晩年、その後の詐欺スキャンダルを扱ったもので個人的にはかなり良かった。光と闇の部分がバランスよく、というかかなり後者寄りで批判強めに描かれていて珍しい。 アメフトのドキュメンタリーって大体は「NFL、カレッジのスター選手が特権的な扱いをされるのは問題だよね」って話に落ち着く(ManzielもMcNairもHernandezも全部そう)のですが、Favreのスキャンダルは詳細がそこまで認知されていない気がして、そう言う点でも意味のあるドキュメンタリー。

Untold: The Murder of Air McNair / エア・マクネア殺人事件 ★★☆☆☆

1999年シーズンにTitansをSuper Bowlに導いた、タフネスの権化のようなQB、Steve McNairの殺害事件を扱ったドキュメンタリー(あのラスト1ヤードのスーパーボウル、と言われてるやつ)。 前半のTitansがSBに出るまでの部分は良かったのですが、事件パートに入ってからがかなり重いしやるせない。突如事件ドキュメンタリーになる。観終わった後に若干沈みました。

Killer Inside: The Mind of Aaron Hernandez / 内なる殺人者: アーロン・ヘルナンデスの素顔(2020)★★☆☆☆

McNairよりさらに重い、PatriotsのTEのAaron Hernandezの話。現役中に殺人で逮捕・有罪判決を受け、獄中で自殺した事件のドキュメンタリー(観てないけど、去年映画も出たとか)。 事件の性質的に仕方ないことではあるけど、彼の背景として幼少期/思春期の家庭事情、性的嗜好、CTEと色々ありすぎて、それぞれについて詳しく解説やインタビューはされるのだけど、結局どれが原因だったのかと言うのは誰にも分からないのでドキュメンタリーとしてはテーマが若干ぼやけてしまった感。これもかなり沈みます。

America's Sweethearts: Dallas Cowboys Cheerleaders (S1: 2024 ★★★★☆/ S2: 2025 ★★★★★)

全米一のチア集団、DCC(ダラス・カウボーイズ・チアリーダーズ)に密着したドキュメンタリー。「チアの話でしょ?」と思うかもしれませんが、これがめちゃくちゃ面白い。シーズン1はオーディションの厳しさ、メンバー同士の人間関係、「NFL最大のブランド」の裏側が中心。シーズン2はさらに踏み込んでいて、給料などの待遇改善の話や、あるメンバーのスキャンダル、めちゃくちゃ気まずい形でやめていったメンバーの話など、闇の部分もしっかり描かれる。華やかさだけじゃない裏側を見せてきたのが良い。やっぱりCowboysは悪。

そして両シーズンに共通して言えるのが、リーダー格の選手がめちゃくちゃ格好いい。S1のKelcey、S2のJada、どちらもチームを引っ張る姿にシンプルに引き込まれます。正直、JPOP, KPOPとかのアイドルのオーディション番組を必死で見る人って理解不能あまり気持ちが分からないのですが、これを観て5%くらいわかった気がする。 フットボールのプレーはほぼ出てこないのに、NFLという世界のスケール感やプロフェッショナルさが十分に伝わる内容でした。NFL観てない人にもおすすめしたいくらい。

4. 映画

Home Team / ホーム・チーム(2022)★☆☆☆☆

Bountygateで出場停止になったSaintsのHC、Sean Paytonが、息子のユースフットボールチームのコーチをする実話ベースのコメディ映画。 これ、Saintsファンとしてはマジで期待して観たのですが…面白くないです。そもそも演技がSean Paytonに全く見えないのが致命的。Bountygate自体が議論が割れる話でそこは大して掘り下げられないし、最初のSuper Bowl制覇の映像と、最後5分だけ観ればいいと思います。Saintsファンの僕が観て面白くないのって、他ファンの人大丈夫なんだろうか。

5. 観てないもの

追加で、以下はまだ観てないのですが、僕の文体を学習したらしいClaude Opus 4.6君が自分のnote風に紹介してくれるそうなので任せます(AIは間違える可能性があるので注意してください)。

America's Team: The Gambler and His Cowboys / アメリカズ・チーム: ギャンブラーとカウボーイズ(2025)

90年代のDallas Cowboys王朝を、オーナーのJerry Jones視点で振り返るドキュメンタリー。Super Bowl3連覇の栄光と、Jimmy Johnsonとの確執、選手たちのスキャンダルまで。 同じDallasでもチアリーダーズとは正反対のテイストで、「NFLのオーナーとは何なのか」を Jerry Jonesという最も極端な例で見せてくれる。Mock Draftの記事でJimmy Johnson's draft value chartの話を書きましたが、その生みの親のHCとオーナーの確執が赤裸々に語られるのは面白い。90年代のNFLを知らない世代でも、Cowboys嫌いなら(嫌いですよね?)余計に楽しめます。

Aaron Rodgers: Enigma / エニグマなる者(2023)

Packers時代の終盤からJets移籍までを追ったドキュメンタリー。「Enigma(謎)」というタイトルの通り、Rodgersという人間の掴みどころのなさが全編に漂っています。 個人的には、この作品からは「NFL選手のトレード移籍」のリアルな過程が見えるのは貴重。ただ、Rodgersがいまいち心を開いてない感じがして、「Enigmaのまま終わるEnigma」という印象。Quarterbackシリーズの苦労人法則で言えば、Rodgersは苦労はしてるけど「苦労してるように見せたくない」タイプなので、密着ものとの相性が悪い。

We Are: The Brooklyn Saints / ブルックリン・セインツの仲間たち(2021)

毛色が全然違って、ブルックリンのユースフットボールチームに密着したドキュメンタリー。子どもたちがフットボールを通じて成長していく姿を追ったもので、NFLの華やかさとは真逆の、地域コミュニティとスポーツの関係を描いています。HernandezやMcNairで心が疲弊した後の浄化用に。

6. 終わりに

以上、かなり多岐にわたりましたがNetflixのNFL、アメフト関連番組を紹介しました。かなり偏った感想だと思うので、別の意見がある方はぜひ引用などで教えてください。 また、実話と関係ないアメフト関連の短い映画とかドラマシリーズだとさらにたくさんありますし、Queen's Gambit、Wednesday、イカゲーム、One Piece実写版、最近話題のエプスタインのドキュメンタリーとか色々とコンテンツはあります。WBCの合間に、あるいはWBCと関係なくぜひ観てみてください。 カテゴリ別の記事はこちら↓

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