Chicago Bears
「風が吹いていた」11勝を、勝ち方の側から作り直せるか
Ben Johnson初年度で11勝6敗。プレーオフでも地区ライバルのGBを破り、長く続いていた低迷に終止符を打つ年となった。
一方でこの成績をそのまま実力と見ていいかは少し怪しく、ターンオーバー差+22、残り2分以下でビハインドから6勝など、かなり極端な勝ち方も多い。シカゴに「風が吹いていた」年だったと言える。
今年も期待できるのはオフェンス。Caleb Williamsは昨シーズン後半からかなり良くなり(Week 5以降はEPA/play 4位)、Ben Johnsonの元でランゲームも充実(ランEPAとランサクセス率はともにリーグ1位)。オフェンスについては昨年よりさらに伸びる可能性がある。
一方で不安なのが守備。先発は総入れ替えに近く、特に心配なのがセカンダリー。補強したCoby Bryantはシーズン絶望、Kyler GordonはPUP、Xavier Woodsも怪我と開幕前からかなり厳しい状況。Calebを中心としたオフェンスは楽しみだが、昨年の「幸運」が多少戻ることを考えると、チーム全体ではそこまで大きな上積みとは見ていない。
スケジュールも厳しくなるので、今年は10勝してプレーオフに出られれば御の字かもという印象。
2025 Team Profile
2025 REG · EPA — League percentile · Higher = Better2025年のBearsは攻撃9位・守備18位。ラン攻撃はEPAで4位、Week 5以降に限ればランEPAとランサクセス率はともにリーグ1位だった。一方でアーリーダウンのEPA/playはワースト10、サクセス率はワースト5。11勝6敗という記録に対して数字そのものは極端に良いわけではなく、ターンオーバー差+22とサードダウンが差を埋めていた形になる。
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2025 → 2026Run Game
昨年後半のランゲームは普通にリーグトップクラス。DeAndre SwiftとKyle Monangaiの2人をBen Johnsonのスキームで使い分け、Week 5以降はランEPA、サクセス率ともに1位だった。さらにCaleb Williamsにもまだかなり伸び代がある。昨年は派手なプレーが目立った一方でパスサクセス率は22位、完成率も約58%。ここが普通に改善するだけでもオフェンス全体はかなり強くなりそう。DJ Mooreは抜けたものの、Rome Odunze、Luther Burden、Colston Lovelandと若いターゲットは揃っているので、ランゲームの安定感とパスゲームの成長という組み合わせには期待できる。
View Team Stats →Defense
守備はかなり不安。昨年の主力が大量に抜け、特にセカンダリーはNahshon Wright、C.J. Gardner-Johnson、Jaquan Briskerが全員退団。そこをCoby Bryant、Xavier Woods、Cam Lewis、1巡Dillon Thienemanなどで入れ替えたが、そのBryantがシーズン絶望、Kyler GordonもPUP入り。パスラッシュも昨年4人ラッシュ時のクイックプレッシャー率がリーグ最下位だった。Montez Sweat以外で安定して1on1に勝てる選手が少なく、セカンダリーの怪我をフロントでカバーできる感じも今のところあまりない。Dennis Allenには結構難しい仕事になりそう。
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昨年後半から一気に存在感が増え、Week 10以降はターゲットシェア24%。EPA/targetもTEでリーグ2位と、もうかなり良い選手。DJ Mooreが抜けた今年はOdunze、Burdenと並んでパスゲームの中心になるはず。単純なTE1というよりオフェンス全体の形を変えられる選手として注目したい。
Player Profile→個人的には今年かなり見られる立場だと思う。ドラフトではKyler Gordon、Jaquan Brisker、Gervon Dexter Sr.、Tyrique Stevensonなど守備に上位指名をかなり使ってきた一方、現在その成果があまり残っていない。FAでもTremaine Edmunds、Dayo Odeyingbo、DeMarcus Walkerなど守備にそれなりの金額を使っている。今年も1巡をDillon Thienemanに使ってセカンダリーを入れ替えたが、それでも開幕時点で守備が最大の弱点になっている。
Coach Profile→Superstars
NFL Top 100 2026 →- WRDJ Moore
- NBC.J. Gardner-Johnson
- SJaquan Brisker
- LBTremaine Edmunds
- CBNahshon Wright
- DTGervon Dexter Sr.
- DTAndrew Billings
- CDrew Dalman
- OLKiran Amegadjie
Upgrade / Downgrade by Position
↑ Upgrade · ↓ DowngradeCAN THEY WIN WITHOUT LAST YEAR'S LUCK?
昨年はターンオーバー差+22。INTもリーグ最多23個で、そのうち19個を奪った選手が今年はもうチームにいない。さらに残り2分以下でビハインドから6勝。こういう数字はさすがにそのまま再現できない。逆にランゲームやCalebの成長は再現性がありそうなので、今年は前半から普通にリードして勝つ試合をどれだけ増やせるか。あとは昨年ほぼ怪我がなかったOL。ここに何人か離脱が出た時でも同じオフェンスができるかは見ておきたい。
Schedule
View Game Database →バイが第10週と中盤に置かれ、そこから残り8試合のうち4試合が地区戦になる(W12 @DET・W16 GB・W17 DET・W18 @MIN)。地区全体が接戦と見られている中で、最終週のMinnesota戦は順位とプレーオフ枠を直接左右し得る。
- Xavier Woods — Tennessee Titans. CC BY 3.0 via Wikimedia Commons
- Coby Bryant — Public domain via Wikimedia Commons
- Cam Lewis — Public domain via Wikimedia Commons
- Devin Bush — Maize & Blue Nation. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Kentavius Street — All-Pro Reels. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Colston Loveland — Maize & Blue Nation. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Caleb Williams — All-Pro Reels from District of Columbia, USA. CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons
- Joe Thuney — Jeffrey Beall. CC BY 4.0 via Wikimedia Commons
- Montez Sweat — All-Pro Reels from District of Columbia, USA. CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons




