SeriesState of the 32/Preview 2026Midpoint 2026 — SoonReview 2026 — Soon
← State of the 32 Hub
DET
State of the 32 — Preview 2026

Detroit Lions

デトロイト・ライオンズ / NFC North
Projected Record
10-7
Division
NFC North 3
Power Ranking
#15
2025 EPA OFF #6 / DEF #13
Tier
IN THE MIX
TIER 3 / 5
Outlook

花火は消えていない。取り戻すべきなのは、毎週それを出せる「退屈な強さ」

2026年のLionsが取り戻すべきなのは爆発力ではない。爆発力は2025年にも消えていなかった。昨季はOCをシーズン途中で交代し、OLも崩れ、守備も負傷者が続出した。それでも攻撃はEPA/playで6位、パス攻撃も6位に残っている。

問題は平均値ではなく週ごとの振れ幅だった。サクセス率40%以下の試合が8試合。2023年と2024年を合わせても6試合しかない。ハイエンドのプレーは残っていたのに、1st-and-10から普通に4〜6ヤード進む、サードダウンを短くする、毎ドライブ同じ形に持ち込むという再現可能な部分が落ちた。

その中心にランがある。2024年のラッシュサクセス率は3位、2025年は26位。3rd-and-7以上の場面も82回から103回へ増えた。ラン・アクションの使用率も66%(リーグ最高)から57%へ約9ポイント落ちている。Jared Goffが最も得意なのは、ラン・アクションでLBを動かしてイン・ブレイカーをタイミングよく投げる形だ。新OCのDrew Petzingの仕事は奇抜な新スキームではなく、2024年までDetroitが簡単にできていたフットボールを2026年の人員で再現することになる。

守備は逆に、耐える期間から始まる。Brian Branchはアキレスからの復帰途上で、Kerby Josephも開幕不在。2025年はベース守備を約60%使い、そこでのエクスプローシブパス被弾は60本と、2番目に多いチームの40本を大きく上回った。ベースを減らしてサブパッケージへ戻せるかが、そのまま改善の道筋になる。

2025 Team Profile

2025 REG · EPA — League percentile · Higher = Better
◀ OffenseDefense ▶
TotalPassRunTotalPassRun
Best
Total Offense #6
Worst
Run Offense #24
Total Offense+0.08#6
Pass Offense+0.18#6
Run Offense-0.05#24
Total Defense-0.01#13
Pass Defense+0.01#15
Run Defense-0.03#17

2025年のLionsは「崩れた」のではなく「安定しなくなった」チームだった。EPA/playは攻撃6位・パス攻撃6位で、守備も13位。OC更迭・OL低下・守備の大量離脱を抱えた年の数字としては十分に高い。落ちたのはラン攻撃で、2024年のラッシュサクセス率3位から24位・26位圏へ下がっている。今年の修正点はこの一点に集約される。

View Team Stats →

What Changed

20252026
Positive

Skill Positions

2025年のパス攻撃はEPAで6位、攻撃全体も6位。Jahmyr GibbsAmon-Ra St. BrownJameson WilliamsSam LaPortaと各ポジションに最低でもプロボウル級が揃い、上から下まで見ればリーグで最も完成度の高いスキルグループの候補になる。Jared Goffもクリーンポケットではリーグ最高級で、OCが途中で替わっても攻撃がトップ10から落ちなかったこと自体が、Goffがシステムを運用する側へ移った証拠と見られている。

View Team Stats →
Negative

Secondary

Brian Branchはアキレスからの復帰途上で、Kerby Josephも開幕不在。2025年のパス守備はEPAで15位だが、内訳は良くない。ベース守備を約60%使い、そこでのエクスプローシブパス被弾は60本。2番目に多いチームでも40本だった。11 personnel相手にベースで対応した場面では、リーグ全体で出たエクスプローシブパス73本のうち17本をDetroitだけで許している。Terrion Arnoldも退団し、5巡ルーキーのKeith Abney IIがRCB1に入る。練習に戻れることと、試合で元のBranchとして動けることは同じではない。

View Depth Chart →
Key Player
Blake Miller
OT · ROOKIE (1ST RD P17) · DET

ルーキーRTが即戦力なら、Penei SewellをLTへ動かした再編が成立する。Goffのパスプロテクションとランの下限を一度に押し上げられる位置にいて、この指名級の中では今季の勝敗に最も直接効く選手になる。

Player Profile
Key Coach / Staff
DP
Drew Petzing
Offensive Coordinator · 2026年就任

Lions既存の用語体系を学び、これまでの攻撃のDNAを大きく壊さない方針。その上でCardinals時代に使っていたギャップ/カウンター系のランを増やすと見られている。評価軸は新しさではなく、2024年までDetroitが簡単にできていたフットボールを今の人員で再現できるかになる。

Coach Profile
Coaching Staff
Additionsデプス1〜2番手のみ · 右列 = 現在のデプスチャート上の位置
FA / Trade
CCade MaysIRC #2
DEDJ WonnumRDE #1
LBDevin WhiteMLB #2
1-17Blake MillerOT · ClemsonRT #1
2-44Derrick MooreEDGE · MichiganRDE #2
4-118Jimmy RolderLB · MichiganSLB #2
5-157Keith Abney IICB · Arizona StateRCB #1
5-168Kendrick LawWR · KentuckyIRWR #5
6-205Skyler Gill-HowardDL · Texas TechRDT #2
7-222Tyre WestEDGE · Tennessee
Departures2025年のデプス1〜2番手のみ

Upgrade / Downgrade by Position

↑ Upgrade · ↓ Downgrade
OTUpgrade1巡Blake MillerをRTへ、Penei SewellをLTへ。Decker退団後のタックルの下限を上げる再編。
NBUpgradeRoger McCrearyChristian Izien加入。ベースを減らしてサブパッケージへ戻すための人数。
DLDowngradeDJ Reader退団。内側で走りを止める役がそのまま減った。
CBDowngradeTerrion Arnold退団。5巡ルーキーのKeith Abney IIがRCB1に入る。
Key Question

CAN THIS OFFENSE GET BORING AGAIN?

爆発力ではなく、ランサクセス、ラン・アクション、ショートヤーデージを含むダウン・トゥ・ダウンの下限を2024年の水準へ戻せるか。サクセス率40%以下の試合を8試合から元へ戻すこと自体が今年の課題になる。Sam LaPortaが健康なら12・13 personnelを出しながらAmon-Ra St. Brownをパワースロット的に使い、Gibbsをバックフィールドとスロットで動かせる。逆にそこが狭まると、Petzingが最も使いたい形そのものが使えなくなる。

W01
NO
W02
@BUF
W03
NYJ
W04
@CAR
W05
@ARI
W06
BYE
W07
GB
W08
MIN
W09
@MIA
W10
NE
W11
TB
W12
CHI
W13
@ATL
W14
TEN
W15
@MIN
W16
NYG
W17
@CHI
W18
@GB
@ = Away■ Divisional□ Bye (W06)
Strength TimelineY = 対戦相手の2025勝率
.750.500.250
NO
01
@BUF
02
NYJ
03
@CAR
04
@ARI
05
BYE
06
GB
07
MIN
08
@MIA
09
NE
10
TB
11
CHI
12
@ATL
13
TEN
14
@MIN
15
NYG
16
@CHI
17
@GB
18
Toughest — W10–12 NE / TB / CHISoftest — W03–05 NYJ / @CAR / @ARIDivisional cluster — W07・W08・W12・W15・W17・W18Bye — W06
Projection
Record
10-7
Division
NFC North 3位

前年地区4位ゆえに順位連動の相手が軽く、第3〜5週はNYJ・@CAR・@ARIと並ぶ。ただし最後の4週のうち3試合が地区戦(W15 @MIN・W17 @CHI・W18 @GB)で、積み上げた勝敗が本物かどうかは最後に直接確認される構成になっている。

Photo Credits