Green Bay Packers
問いは「Loveは本物か」ではない。本物と分かったLoveを主役に据える覚悟があるか
2025年のPackersはEPA/playで攻撃4位、パス攻撃3位。Jordan Loveはもう「いつか完成するQB」ではない。直近3年のEPA/pass playはリーグ2位で、27歳・先発4年目という身体能力と経験がちょうど重なる時期に入っている。
皮肉なのは、Loveが完成期に入った瞬間に、Green Bayが長年持っていた最大の強み——誰か1人が外れても次がいるというロースターの厚み——が薄くなっていることだ。Jordan Morgan、Matthew Golden、Lukas Van Nessのように、以前なら「伸びれば上積み」だった若手が「伸びないと困る」選手へ変わった。
OLは3年連続で悪化している。Loveが受けたプレッシャー率は30.3%→34.5%→40.9%。そこへElgton JenkinsとRasheed Walkerが同時に抜けた。CBも6ヤード以上を狙われたWRターゲットに限ればEPA/dropbackが30位で、下はTitansとCowboysだけだった。さらにMicah Parsonsは前十字靭帯断裂で、本人の見通しでは少なくとも10月中旬まで戻らない。
だから今年の問いは「Jordan Loveは本物か」ではない。本物だと分かった今、Matt LaFleurが守備を守るためにランへ寄るのか、それともLoveに試合を預けて先に30点を取りに行くのか。そちらへ移っている。
2025 Team Profile
2025 REG · EPA — League percentile · Higher = Better2025年のPackersは攻撃のチームだった。EPA/playは攻撃4位・パス攻撃3位に対し、守備は22位・パス守備20位。ラン攻撃17位という数字は、アーリーダウンでリーグ3位級にランへ寄っていた設計の結果でもある。数字上これだけ効率的なQBを抱えながらランで時計を進めるのか、という問いはこの内訳から出ている。
View Team Stats →What Changed
2025 → 2026Vertical Passing
2025年のパス攻撃はEPAで3位、攻撃全体も4位。Christian WatsonとTucker Kraftが同時に健康なら、ディープとアンダーニースの両方でカバーを引き裂ける。Watsonは復帰後の約9試合でEPA/target 7位・yards per route run 5位、Kraftは在籍時の攻撃が0.3 EPA/dropbackで、受球489ヤードのうち351ヤードがYACだった。この2人が前年に同時出場したのはわずか54スナップ。今年のベストケースは新しい武器を足したことではなく、既にあった2つを初めて同時に長く使えることにある。
View Team Stats →Pass Defense
2025年のパス守備はEPAで20位、守備全体は22位。CBは6ヤード以上を狙われたWRターゲットに限れば30位だった。そこへMicah Parsonsが少なくとも10月中旬まで不在で、Kingsley Enagbareも退団。開幕ラインナップから前年のプレッシャーの56%が消える。新DCのJonathan Gannonは歴史的にブリッツを多用しないコーチで、PhiladelphiaでもArizonaでもブリッツ率が24.5%を超えた年はない。Parsonsが戻るまでは、自分の通常運転より攻撃的である必要がある。
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直近3年のEPA/pass playはリーグ2位。悪いプレーは目立つが、ネガティブプレーそのものの頻度は少ない。周囲の穴が増えた今年は、トップ10QBで足りるかMVP級まで要るかがチーム全体の上限を決める。
Player Profile→Arizonaのヘッドコーチから守備の責任者として戻ってきた。歴史的にブリッツを多用しないコーチだが、Parsonsが戻るまでの数週間だけは通常運転より攻撃的である必要がある。プレシーズンではEdgerrin Cooperをプレッシャー要員に使う案が試されていた。
Coach Profile→Superstars
NFL Top 100 2026 →- CElgton Jenkins
- DERashan Gary
- LTRasheed Walker
- LBQuay Walker
- DTColby Wooden
- WRRomeo Doubs
- CBNate Hobbs
- DEKingsley Enagbare
- QBMalik Willis
Upgrade / Downgrade by Position
↑ Upgrade · ↓ DowngradeWILL LAFLEUR HAND THE GAME TO LOVE?
Matt LaFleurは守備を守るためにランへ寄るのか、それともLoveに試合を預けて30点以上を取りに行くのか。2025年のGreen Bayはアーリーダウンでリーグ3位級にランへ寄っていた。Josh Jacobsを計算できない可能性がある今年は、run-heavyを維持する理由がさらに弱い。守備が22位のままなら、答えは自然と一方へ寄るはずだが、それを実際にやるかは別の話になる。
Schedule
View Game Database →開幕@MIN、第5週CHI、第7週@DETと前半から地区戦が続き、最終3週も@CHI・HOU・DETで終わる。Parsons不在の序盤をどれだけ落とさずに抜けられるかが、そのまま地区優勝の可否になる。
- Javon Hargrave — All-Pro Reels. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Zaire Franklin — Front Office Sports. CC BY 3.0 via Wikimedia Commons
- Jonnu Smith — Cramerwiki. CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons
- Benjamin St-Juste — All-Pro Reels. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Tyrod Taylor — Keith Allison. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Jordan Love — All-Pro Reels. CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons
- Micah Parsons — All-Pro Reels. CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons
- Xavier McKinney — All-Pro Reels. CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons
- Josh Jacobs — All-Pro Reels. CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons
- Matt LaFleur — Schik8337. CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons




