Pittsburgh Steelers
Tomlin後の全面刷新。Rodgersで押しつつ、次のQBで勝てる土台を残せるか
長かったMike Tomlin体制が終わり、HC・OC・DC・STの4ポストが全員2026年新任になった。HCは故郷に戻ったMike McCarthy。一方で編成責任者のOmar Khanは2022年から続投しているので、コーチ陣は総入れ替えでもロースターの作り方には連続性が残っている。
先発QBはAaron Rodgersで、McCarthyとの再会という色が濃い。しかし今シーズンの焦点は勝敗に限らず、ラストイヤーと公言するRodgersが退いた後に本当に上を狙えるロースターになっているかにも当てられる。3巡で獲得したDrew Allarはプレシーズンで好調をアピールしたものの、後継に決まったという扱いはどの媒体もしていない。
守備は2023年6位・2024年8位・2025年11位と元々悪くない。怖いのは大きく落ちることではなく、ワイルドカードで過去数年と同様に明確な格下になり、「HCを替えたのにTomlin末期と同じ場所に戻った」と感じることの方だ。Patrick Grahamに求められているのは順位を上げることより、プレーオフで同じ弱点を繰り返し突かれない守備を確立することにある。
2025 Team Profile
2025 REG · EPA — League percentile · Higher = Better2025年のSteelersは攻守とも中位だった。EPA/playは攻撃12位・守備18位で、内訳もパス攻撃13位・ラン攻撃8位、パス守備17位・ラン守備20位と大きな穴がない代わりに突出もない。10-7という記録はこの数字と整合しており、問題は平均的なチームがプレーオフで何を出せるかという方にある。
View Team Stats →What Changed
2025 → 2026Front Seven
Patrick Grahamが使えるフロント7のタレントは、2026年だけでなく次のQBを支える土台にもなる。T.J. Wattを固定のエッジから少し解放し、ローテーションを増やせる人材が揃っているのが2025年までとの違い。Omar Khanが積み上げてきたOLと合わせて、コーチ陣を総入れ替えしても壊れない部分がここにある。
View Team Stats →Secondary
Jaquan BriskerとJamel Dean、Rayshawn Jenkinsを入れたが、Kyle DuggerとJabrill Peppers、James Pierre、Cory Trice Jr.が抜けており、顔ぶれはほぼ入れ替わった。レギュラーシーズンでは隠せても、プレーオフで上位QBに当たったときに露出しやすいのがここ。Rodgersの現在のプレースタイルと合わせて、プレーオフで効いてくる不安が同じ場所に2つ並んでいる。
View Depth Chart →
Grahamが配置を動かしローテーションを増やすことで、2025年終盤に見えた落ち込みを一時的な疲労に戻せるか。固定のエッジから解放できるかは2026年の守備だけでなく、その先の世代交代にも直結する。ここが去年のままなら、守備は順位こそ悪くなくてもプレーオフで読み切られる守備のまま残る。
Player Profile→
守備は2023年6位・2024年8位・2025年11位と元々悪くない。だから求められているのはレギュラーシーズンの順位を上げることではなく、プレーオフで同じ弱点を繰り返し突かれない守備を確立すること。「生き延びる守備」ではなく「選択肢のある守備」を初めて組める人材が揃っている。
Coach Profile→Superstars
NFL Top 100 2026 →- LTBroderick Jones
- LGIsaac Seumalo
- RBKenneth Gainwell
- TEJonnu Smith
- SKyle Dugger
- SJabrill Peppers
- SChuck Clark
- CBJames Pierre
- CBCory Trice Jr.
- WRCalvin Austin III
Upgrade / Downgrade by Position
↑ Upgrade · ↓ DowngradeCAN McCARTHY BUILD AN OFFENSE JANUARY CAN'T PREPARE FOR?
Rodgersを「早く投げるだけのQB」から引き戻し、アンダーセンターとプレーアクション、ランゲームを使ってプレーオフで相手が準備しづらい攻撃を組み立てられるか。OC Brian AngelichioはClevelandでKyle Shanahanの下にいた経歴を持ち、McCarthy従来型のショットガン中心の攻撃にワイドゾーンやモーションをどこまで本物として混ぜられるかが論点になる。
Schedule
View Game Database →守備の下限は高いが、Rodgersの攻撃とセカンダリーの入れ替えが同時に効くと勝ち星は伸びにくい。日程も第12〜14週にDEN・HOU・at JAXが並ぶ。プレーオフで何をしたかより、2027年に渡せる形が残ったかで見るべき年。
- Michael Pittman Jr. — All-Pro Reels. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Rico Dowdle — Gamecock Central. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Jaquan Brisker — timesleadervideo. CC BY 3.0 via Wikimedia Commons
- Jamel Dean — All-Pro Reels from District of Columbia, USA. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Rayshawn Jenkins — Tennessee Titans. CC BY 3.0 via Wikimedia Commons
- Sebastian Joseph-Day — All-Pro Reels. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Brock Hoffman — All-Pro Reels. CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons
- T.J. Watt — Erik Drost. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Aaron Rodgers — All-Pro Reels. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Jalen Ramsey — The CW Network. CC BY 3.0 via Wikimedia Commons
- Mike McCarthy — Gingersnap6288. CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons
- Patrick Graham — Tom Hanny from Kinnelon, USA. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons






