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LV
State of the 32 — Preview 2026

Las Vegas Raiders

ラスベガス・レイダース / AFC West
Projected Record
4-13
Division
AFC West 4位
Power Ranking
#31
2025 EPA OFF #32 / DEF #16
Tier
REBUILDING
TIER 5 / 5
Outlook

「QBに救ってもらう再建」ではなく「QBを育てられる再建」を初めてやる

全体1位指名に沈んだ2025年を終え、コーチ陣、QB、OL、LB、セカンダリーまで刷新して迎える1年。SeahawksでSuper Bowlを制覇したOCのKlint Kubiakを新HCに迎え、全体1位ではFernando Mendozaを指名した。編成責任者のJohn Spytekだけが前年から残る。

先発QBは38歳のKirk Cousins。今では高水準の先発ではないが、意外にもBrock BowersとAshton Jeantyをはじめとしたタレントが揃うオフェンス陣でKubiakのスキームが機能するかを評価できるQBではある。2025年の攻撃はEPA/playで32位、ランも32位だったが、そこへTyler Linderbaum、Spencer Burfordといった補強でOLは強化。いずれやって来るMendoza先発の日までにルーキーを守れるオフェンスとして周りを整えておきたい。一方の守備は16位で、ラン守備は6位と健闘。ただし相手のランに対して48%の頻度で8人ボックスを使っていた結果でもあり、これはリーグで断トツの最多だった。守備は選手もコーチも変わって心機一転のスタートとなり、Maxx Crosbyを中心に強化できるか注目だ。

同地区の3チームが強豪であることもあり、地区最下位がほとんどのメディアで予想される。今年の焦点は勝敗よりも、来年以降にコアとなるタレントを見つけることだろう。

2025 Team Profile

2025 REG · EPA — League percentile · Higher = Better
◀ OffenseDefense ▶
TotalPassRunTotalPassRun
Best
Run Defense #6
Worst
Run Offense #32
Total Offense-0.23#32
Pass Offense-0.21#29
Run Offense-0.26#32
Total Defense+0.01#16
Pass Defense+0.09#20
Run Defense-0.07#6

2025年のRaidersは攻撃で沈んだチームだった。EPA/playは攻撃32位・守備16位で、ラン攻撃も32位。守備はラン6位・パス20位で、特にランは悪くない。ただしその数字は相手ランの48%に8人ボックスを使って作ったもので、リーグ断トツの最多だった。つまりパスを捨てて止めていた側面がある。今年OLとLBに人を集めたのは、攻守どちらもまず普通の水準へ戻すためになる。

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What Changed

2025 → 2026
Positive

Run Offense

Brock BowersとAshton Jeantyを中心に、Kubiakが用意できるフォーメーションとパーソネルの幅がある。Bowersは普通のTEではなく、スロット、アウトサイド、エンプティ、意図的に触らせる形まで使える攻撃の中心になれる。そこへTyler Linderbaumを入れてランの真ん中を作り直した。ラン32位からの立て直しは、Mendozaが入る前に攻撃の下限を上げる作業でもある。Ashton Jeantyのルーキーイヤーの321タッチは2020年代で2番目に多く、一方でゼロ・マイナスヤードに終わったランの比率27%は2020年以降で3番目に悪い。素材の評価と使われ方が噛み合っていなかったので、Kubiakの設計はそこにまず効く。

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Negative

Interior Defense

2025年は相手のランの48%に8人ボックスを使い、これはリーグ断トツの最多だった。ラン守備6位という数字はそのやり方で作ったもので、パスを守る人数を削った結果でもある。それでもインテリアDLの顔ぶれは大きく変わっていない。ロースター全体の層も薄く、素の才能だけを見ればOLにも不安が残る。

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Key Player
Tyler Linderbaum
C · 5TH SEASON · LV

ランの中心を作り、アンダーセンターとプレーアクションを成立させ、Mendozaが入る前に攻撃の下限を上げる最重要の補強。ラン攻撃32位のチームで真ん中が変われば、Bowers・Jeantyの使い方の幅も一段広がる。派手さはないが、この再建の順番を成立させる1枚になる。

Player Profile→
Key Coach / Staff
KK
Klint Kubiak
Head Coach · 2026年就任

攻撃の設計とプレーコールの両方で、Bowers・Jeanty・OL・つなぎのQBを同時に底上げできるか。Mendozaを出す前に、ルーキーを守れる攻撃が先に立っているかどうかがこの再建の順番を決める。今年の勝ち星ではなく、そこが今年の評価軸になる。

Coach Profile→
Coaching Staff
Additionsデプス1〜2番手のみ · 右列 = 現在のデプスチャート上の位置
FA / Trade
LBQuay WalkerRILB #1
LBNakobe DeanLILB #1
LBKwity PayeSLB #1
1-1Fernando MendozaQB · IndianaQB #2
2-38Treydan StukesCB · ArizonaFS #2
3-67Keyron CrawfordEDGE · AuburnIRSLB #2
3-91Trey Zuhn IIIC · Texas A&MRT #2
4-101Jermod McCoyCB · TennesseeLCB #3
4-122Mike Washington Jr.RB · ArkansasRB #2
5-150Dalton JohnsonS · ArizonaSS #2
Departures2025年のデプス1〜2番手のみ

Upgrade / Downgrade by Position

↑ Upgrade · ↓ Downgrade
OL↑UpgradeLinderbaum加入。ラン32位の真ん中を作り直した。
LB↑UpgradeQuay Walker・Nakobe Dean・Kwity Payeをまとめて入れた。
QB↓DowngradeGeno Smith退団。38歳のCousinsで1年つなぐ。
DT↓Downgrade8人ボックス最多の内側は顔ぶれが変わっていない。
Key Question

WILL BEING THE RAIDERS' QB STILL BE A PUNISHMENT?

Mendozaをいつ出すかではなく、出した時に「RaidersのQBであること」が罰ゲームではなくなっているか。Bowers、Jeanty、Linderbaumを軸にした攻撃が先に機能していれば、Mendozaは救世主ではなく最後の1枚として入れる。逆に今年もQBが全部を背負う構造のままなら、全体1位を1人また消耗させることになる。

W01
MIA
W02
@LAC
W03
@NO
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KC
W05
@NE
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BUF
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LAR
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@NYJ
W09
@SF
W10
SEA
W11
@DEN
W12
@CLE
W13
BYE
W14
LAC
W15
DEN
W16
TEN
W17
@ARI
W18
@KC
@ = Away■ Divisional□ Bye (W13)
Strength TimelineY = 対戦相手の2025勝率
.750.500.250
MIA
01
@LAC
02
@NO
03
KC
04
@NE
05
BUF
06
LAR
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@NYJ
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@SF
09
SEA
10
@DEN
11
@CLE
12
BYE
13
LAC
14
DEN
15
TEN
16
@ARI
17
@KC
18
Toughest — W09–11 @SF / SEA / @DENSoftest — W16–18 TEN / @ARI / @KCDivisional cluster — W02・W04・W11・W14・W15・W18Bye — W13
Projection
Record
4-13
Division
AFC West 4位

地区では明確な4番手。勝ち星より、Kubiak・Mendoza・Bowers・Jeantyが2027年の核として正しいと確認できるかが重要になる。再建初年度というより、新しい土台を実戦で組み上げる年。

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