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2020年 NFLドラフト回顧録 – 史上初のバーチャル開催が生んだ異例のドラマ、リーグの未来を変えた3日間

· 2020年4月25日 09:00


2020年 NFLドラフト回顧録 – 史上初のバーチャル開催が生んだ異例のドラマ、リーグの未来を変えた3日間
Photo: Fox News

史上初フル・バーチャルドラフト:COVID-19がラスベガスの夢を奪うも5,500万人が視聴

速報 | #NFLDraft2020 #VirtualDraft #COVID19

当初はラスベガスのBellagio噴水前に設けた水上ステージでの壮大な式典として計画されていた2020年NFLドラフトは、COVID-19パンデミックの直撃を受け、史上初の「完全バーチャル」形式へと変更を余儀なくされた。Roger Goodellコミッショナーはニューヨーク州Bronxvilleの自宅地下室に特設スタジオを構え、M&M'sを頬張りながら各選手の名前を読み上げ、全32チームのGMとHCはMicrosoft TeamsやZoomを駆使して自宅からフランチャイズの未来を決断した。開催前には「通信が途絶する」「指名が遅延する」という懸念が渦巻いていたが重大なトラブルは皆無に終わり、ESPN・NFL NetworkによるABC同時放送はテレビ史上最多となる5,500万人の視聴者数を記録した。さらに「Draft-A-Thon」として実施された慈善プログラムでは、3日間でCOVID-19対策基金へ660万ドルの寄付が集まり、批判が多かった開催強行の決断が結果的に社会的価値を証明する形となった。

出典: The Untold Stories of the NFL's 2020 Virtual Draft (NFL.com) The 2020 NFL draft is going virtual: How it will work (ESPN)


Joe Burrow全体1位:LSU王者、Bengalsにやってきた「完璧な適合」

解説 | #JoeBurrow #Bengals #LSU #HeismanTrophy

Cincinnati Bengalsが全体1位でLSUのJoe Burrowを指名することは、ドラフト当日最大の「公然の秘密」だった。2019年のハイズマン賞受賞者であるBurrowは、LSUでパス60TD・6INTという驚異的な数字を記録し、Zach Taylor HCが構築するゾーンベース・プレーアクションオフェンスとの適合度は「完璧」と各メディアが評した。同じLSUから全体32位(ドラフト最終指名)でRB Clyde Edwards-HelaireがKansas City Chiefsに指名されたことで、「ドラフトの最初と最後」を同一大学の同一年度チームが独占するというNFLドラフト85年史上初の快挙も同時に達成された。「最悪の戦績のチームが最高の選手を手に入れた」と多くのメディアが報じ、Bengalsファンは再建の旗手となる新フランチャイズQBの誕生を歓喜とともに迎えた。

出典: 2020 NFL Draft: Final quick-snap grades for all 32 teams (NFL.com) 2020 NFL Draft Grades: Analysis of Every Team's Round 1 Pick (Sports Illustrated)


Jerry Jones「$250Mスーパーヨット」ウォールーム:NFLで最も話題を呼んだ参加場所

珍事 | #JerryJones #Cowboys #SuperYacht #BravoEugenia

2020年ドラフトで最もSNSを席巻したウォールームは、オーナーの自宅でも球団施設でもなかった。Dallas CowboysオーナーのJerry Jonesは、推定2億5000万ドル(約270億円)とも称される超豪華スーパーヨット「Bravo Eugenia」の船内からドラフトに参加した。マイアミのビスケーン湾に停泊するこの全長357フィートの巨大船は2つのヘリポートとスパを備えており、余裕の表情でドラフトに臨む富豪オーナーの映像は瞬く間に拡散。「まるで映画007の悪役のようだ」とファンやメディアが評してミームと化した。Jonesは全体17位でCeeDee Lambを即指名したが、鮮烈な指名より先にヨットの豪奢な背景のほうが全国ニュースとなり、NFL史上でも前例のない「ウォールーム」として語り継がれることになった。

出典: Jerry Jones Drafted From His $250 Million Super Yacht (Fox Business) Jerry Jones Drafted From Aboard His $250 Million Yacht (Sports Illustrated)


豪邸vs愛犬:バーチャルが生んだ「ウォールーム格差」の傑作

珍事 | #KliffKingsbury #Belichick #Nike #HomeWarRoom

Arizona CardinalsのKliff Kingsbury HCは、Arizona州Paradise Valleyにある巨大なガラス張りの豪邸リビングから参加し、暖炉が揺らめく完璧なインテリア空間は映画『パラサイト 半地下の家族』の大豪邸を彷彿とさせると大きな反響を呼んだ。一方でNew England PatriotsのBill Belichick HCのカメラが映し出したのは本人ではなく、愛犬の「Nike(ナイキ)」がキャプテンチェアに鎮座しラップトップの前に陣取っている姿だった。やがて本人が登場したものの、このコミカルなシーンはSNSで瞬く間に拡散し、張り詰めたドラフトの空気を一瞬にして和ませた。またNew York GiantsのDave Gettleman GMが完全に一人の部屋で医療マスクを着用して座っている映像も話題を呼んだが、最初の笑いはすぐに称賛へ変わった。69歳のがんサバイバーである彼が、書類を届けるITスタッフへの感染リスクを徹底して避けるための配慮だったと明らかになったのだ。バーチャル形式が偶然に開いた「プライベートな窓」が、NFLの権力者たちの素顔を史上初めて全国ネットで映し出した3日間だった。

出典: Kliff Kingsbury's Home Steals the 2020 NFL Draft (Budwig Team) Top 10 moments of the 2020 NFL draft (Pro Football Hall of Fame)


DeAndre Hopkins to Cardinals:NFL史上最も不公平なプレドラフトトレード

解説 | #DeAndreHopkins #Cardinals #Texans #Trade

2020年ドラフト最大の「プレドラフト衝撃」を生んだのは大型トレードだった。3月、Houston TexansはリーグNo.1クラスのWR DeAndre Hopkinsを、RB David Johnsonと2巡目指名権(全体40位)・4巡目交換のみでArizona Cardinalsへ放出した。HopkinsはNFLで最も高い評価を受けるWRの一人であり、多くのアナリストが「どう考えてもTexansが損をしすぎる」「Bill O'Brien HCはなぜこんな取引を承諾したのか」と仰天した。Cardinalsにとっては将来のフランチャイズWRを、1巡目指名権などの莫大な資本を犠牲にすることなく確保する「一世一代の大収穫」であり、Kyler MurrayとHopkinsのコンビへのArizonaファンの期待が一気に膨れ上がった。Bill O'BrienはHCとGMを兼任するTexansで強大な権力を持っていたが、このトレードは後に「NFLの現代史における最も一方的なトレードの一つ」として記録されることになった。

出典: Cardinals officially agree to DeAndre Hopkins trade (Arizona Sports) 2020 NFL Draft Grades: Analysis of Every Team's Round 1 Pick (Sports Illustrated)


Tua Tagovailoa vs. Justin Herbert:史上最大の「健康リスク論争」(全体5位・6位)

解説 | #TuaTagovailoa #JustinHerbert #Dolphins #Chargers

ドラフト直前まで最大の論争を呼んでいたのが、全体5位のMiami DolphinsがTua Tagovailoa(Alabama大)かJustin Herbert(Oregon大)かで二分した議論だった。Tuaは直前シーズンに深刻な股関節骨折を負って手術を受けており、純粋なフィールド能力(1パスアテンプト平均11.27ヤード、TD率13.1%という驚異的なスタッツ)は最高レベルだったものの、健康状態への懸念が評価に暗い影を落としていた。一方のHerbertは強肩と規格外の体格でドラフトプロセスを通じて急激に評価を上げており、「DolphinsがTuaの健康リスクを嫌ってHerbertを選ぶかもしれない」という情報が直前まで各メディアを飛び交った。最終的にDolphinsのChris Grier GMはTuaへの賭けを選択し、続く全体6位でChargersがHerbertを確保。1位・5位・6位にQB候補が並ぶという展開は、現代NFLにおけるQBポジションの異常なプレミアム化を鮮明に示した。

出典: 2020 NFL Draft: Key Storylines (beIN SPORTS) 2020 NFL Draft complete first round: picks, order, trades (AS USA)


Packers「Jordan Love爆弾」(全体26位):大黒柱Rodgersへの「後継者指名」と決定的亀裂

衝撃 | #AaronRodgers #JordanLove #Packers #Drama

全体26位——このドラフト最大の衝撃が走った瞬間だった。Green Bay PackersがDolphinsとのトレードアップを敢行し、Utah州立大のQB Jordan Loveを指名したのである。前シーズンを13勝3敗でNFCチャンピオンシップゲームまで進み、「スーパーボウルまであと1試合」という位置にいた大黒柱、Aaron Rodgersの「後継者候補」として貴重な1巡目指名権を費やしたこの選択に、ファンもメディアも「なぜ今なのか」と騒然となった。後日Rodgersはポッドキャストに出演し「落ち込んだかって?当然だ。誰だってそうだろう。私は40代までプレーすると明言している。それなのにトレードアップしてLoveを指名した」と球団への複雑な感情を率直に吐露し、フロントとの間に生じた亀裂を世間に印象付けた。2005年にBrett Favreの後継者として自身が1巡目で指名された際の状況との類似もメディアに大きく取り上げられたが、Rodgersはその比較を強く否定。翌2021年のトレード要求騒動へと続く伏線となった決定的な一夜だった。

出典: Green Bay Packers trade up to get QB Jordan Love at 26 (NFL.com) The 16 Biggest Story Lines for the 2020 NFL Season (The Ringer)


Eagles「Jalen Hurts 2巡目」の謎(全体53位):Wentz在籍中の不可解なQB指名

解説 | #JalenHurts #Eagles #CarsonWentz #QBControversy

QBサプライズは1巡目のJordan Loveだけでは終わらなかった。ドラフト2日目(全体53位)、Philadelphia EaglesがOklahoma大のQB Jalen Hurtsを指名したことは、Packersの選択に匹敵する衝撃と混乱をリーグに与えた。当時のEaglesには巨額の長期契約を結ぶフランチャイズQB Carson Wentzが在籍しており、度重なる怪我に苦しみながらもチームの絶対的リーダーと見なされていた。それにもかかわらず、極めて価値の高い2巡目指名権をバックアップQBに費やしたことは多くの専門家の理解を超えていた。「これはWentzへの露骨な保険なのか」「New OrleansのTaysom HillのようなガジェットプレーヤーとしてHurtsを使うつもりか」とメディアは騒ぎ立て、Howie Roseman GMのビジョンをめぐる憶測がSNSを席巻した。この指名は当日のアナリストグレードで軒並み低い評価を受けたが、後にその評価がいかに覆されることになるか、この時点ではまだ誰も知る由もなかった。

出典: 2020 NFL draft (Wikipedia) 2020 NFL Draft: Final quick-snap grades for all 32 teams (NFL.com)


「史上最高WRクラス」が誰もトップ10に入れなかった衝撃:Lamb・Jeudy・Ruggs全員漏れ

解説 | #CeeDeelamb #JerryJeudy #HenryRuggs #WRDraft

事前評価では「歴史上最も層が厚い」と称されたWRクラスだったが、実際のドラフトはその予想を完全に裏切った。CeeDee Lamb(Oklahoma大)、Jerry Jeudy(Alabama大)、Henry Ruggs III(Alabama大)の3人はいずれもトップ10圏内での指名に値する才能と見なされていたが、QBとオフェンシブタックルへの異常な需要に押し出され、誰一人としてトップ10で名前を呼ばれなかった。Ruggs(全体12位・Raiders)、Jeudy(全体15位・Broncos)、そして最もスリップしたLamb(全体17位・Cowboys)は、モックドラフトの予想をはるかに下回る順位まで落下した。CowboysはすでにAmari CooperとMichael Gallupという強力なWR陣を持ちながらも、Jerry Jonesの「ボード上で最も才能の絶対値が高い選手を選ぶ」哲学に従いLambを即指名。「WRというポジションへのリーグ全体の評価がいかに過小だったか」を示す象徴的なシーンだった。

出典: 2020 NFL Draft: Key Storylines (beIN SPORTS) 2020 NFL Draft: Final quick-snap grades for all 32 teams (NFL.com)


OT争奪戦:Tom BradyのためにBucsがトレードアップ、4人全員がトップ15で消えた

解説 | #TristanWirfs #Buccaneers #TomBrady #OT

2020年のOTクラスは「第1層に4人の絶対的なフランチャイズタックルが存在する」と高く評価されていた。Tristan Wirfs(Iowa大)、Andrew Thomas(Georgia大)、Jedrick Wills(Alabama大)、Mekhi Becton(Louisville大)の4名全員がトップ15以内で指名されるという、OTポジション史上まれな指名集中が起きた。中でも注目を集めたのはTampa Bay Buccaneersの判断だ。Bucsは49ersから得た13位指名権を持つ形で(ColtsがDeForest Bucknerを獲得した際の一連のトレード)全体13位でWirfsを確保した。その春にFAとして加入したばかりのTom Bradyを守る「緊急のブラインドサイド補強」として高く称賛されたこの選択は、「BradyとWirfsが揃えば来季のスーパーボウル候補に一気に名乗りを上げた」とアナリストを興奮させた。

出典: Six Draft Storylines that Could Affect the Buccaneers (Buccaneers.com) 2020 NFL Draft: Final quick-snap grades for all 32 teams (NFL.com)


Chase Young全体2位:「数年に一人の怪物」EDGEとOhio州立大の2・3位独占

解説 | #ChaseYoung #Washington #EdgeRusher #OhioState

Washington Redskinsが全体2位でOhio州立大のEdge Rusher Chase Youngを指名したことは、このドラフトで最も論争の少ない選択の一つだった。Dick Butkus Award・Chuck Bednarik Awardをダブル受賞したYoungは「数年に一人レベルの爆発的パスラッシャー」と全メディアが絶賛し、Ron Rivera新HCのWashingtonが再建の礎に据えることを全会一致で歓迎された。直後の全体3位ではDetroit LionsもOhio州立大のCB Jeff Okudahを指名し、全体2位・3位の両方がOhio州立大出身となる。全体1位がLSUのBurrowという状況と合わせ、カレッジフットボール界の二大強豪プログラムの圧倒的な才能輩出力を改めて示した。Youngの指名は「これほど明確に正解と言える選択は2020年ドラフトの中で数少ない」とまで言われ、その存在感はバーチャルドラフトの混沌の中でも際立った。

出典: 2020 NFL Draft Grades: Analysis of Every Team's Round 1 Pick (Sports Illustrated) 2020 NFL Draft: Final quick-snap grades for all 32 teams (NFL.com)


LSU「14人指名」:ナショナルチャンピオンが2004年Ohio州立大に並ぶ史上最多タイ記録

解説 | #LSU #TigersInTheDraft #DraftRecord #NationalChampions

2019年のナショナルチャンピオンに輝いたLSUは、2020年ドラフトで合計14人の選手が指名されるという歴史的快挙を成し遂げ、2004年Ohio州立大に並ぶ7巡制ドラフト史上最多タイ記録を樹立した。1巡目だけで全体1位のBurrowを皮切りに、K'Lavon Chaisson(20位・Jaguars)、Justin Jefferson(22位・Vikings)、Patrick Queen(28位・Ravens)、Clyde Edwards-Helaire(32位・Chiefs)と計5名が指名された。「ドラフトの最初(1位Burrow)と最後(32位Edwards-Helaire)を同一大学の同一シーズンのチームが独占する」というNFLドラフト85年史上初の珍事も同時に記録され、Ed Orgeron監督が率いた15戦全勝無敗チャンピオンの才能の深さを余すところなく証明した。同カンファレンスSECからは合計63名が指名を受け、カレッジフットボール界のSEC支配力を改めて世界に示す結果ともなった。

出典: LSU ties record with 14 players chosen in NFL draft (theScore) LSU ties NFL Draft record with 14 players selected (NFL.com)


ESPNの「悲劇ポルノ」論争:Tee Higgins母親問題から公式謝罪へ

炎上 | #ESPN #TeeHiggins #MediaEthics #TragedyPorn

ドラフト中継の技術的成功が称賛された一方で、中継を担当したESPNはSNS上で猛烈な批判にさらされた。全体33位(2巡目)でBengalsに指名されたTee Higgins(Clemson大)の紹介グラフィックに「母親のKhalimaさんは16年間、薬物依存症と闘ってきた」という極めてプライベートな情報を特筆大書して全国放送したことに、視聴者から「無神経すぎる」「Tragedy Porn(悲劇の搾取)だ」という批判が殺到した。さらに全体26位で指名されたJordan Loveの紹介では、アナウンサーが父親の自殺の詳細まで語り、もはや「悲劇のリストを作るノルマがある」と皮肉られた。Higgins本人はTwitterで「母親が立ち直った姿を世界に知ってもらうことに問題はない」と大人の対応を見せたが、ESPNのプロダクション副社長Seth Markmanは後日「あのグラフィックは放送すべきではなかった。文脈を欠いていた」と公式に謝罪し、スポーツメディアが選手のトラウマをエンターテインメントとして消費することへの強烈な自省を促した。

出典: ESPN apologises after 'drug addiction' NFL Draft graphic (FOX Sports AU) ESPN apologizes for Tee Higgins graphic during NFL Draft (247 Sports)


バーチャルが生んだ奇跡の家族シーン:Okwara兄弟の涙と「椅子から転落した父」

感動 | #JulianOkwara #JavonKinlaw #VirtualDraft #FamilyMoments

バーチャル形式がもたらした最大の副産物は、選手たちのプライベートな「指名の瞬間」がそのまま全国に流れたことだった。3巡目(全体67位)でDetroit LionsからNotre Dame大のEdge Rusher Julian Okwaraが指名された際、指名の電話を受けた彼は顔を覆って号泣した。LionsにはすでにJulianの実兄Romeo Okwaraが在籍しており、「俺たち、ルームメイトになるぞ!」と叫んだその言葉は、パンデミック下で暗いニュースが続いた日々に全米のファンへ笑顔を届けた。1巡目(全体14位)でSan Francisco 49ersに指名されたSouth Carolina大のDT Javon Kinlawの自宅では、歓喜のあまり父親が椅子から転げ落ち、そのまま床でカメラに向かってポーズを決めるコミカルなシーンが放映され、SNS上で最高の「家族リアクション映像」として広まった。隔離生活の閉塞感の中で届いたこれらの瞬間は、バーチャルドラフトが計らずも生み出した最高の「副産物」として、2020年ドラフトの最も温かい記憶として刻まれることになった。

出典: Top 10 moments of the 2020 NFL draft (Pro Football Hall of Fame) 2020 NFL Draft: Roger Goodell relieved after Day 1 goes well (NFL.com)


Stefon Diggs「衝撃放出」とJustin Jefferson確保:Vikingsの世代交代ギャンブル

解説 | #StefonDiggs #JustinJefferson #Vikings #Bills #Trade

ドラフト直前の3月、Minnesota VikingsはプロボウルWR Stefon Diggsを1巡目指名権(全体22位)を含む複数の指名権と引き換えにBuffalo Billsへトレードするという大きなギャンブルに出た。Diggsは前シーズンにも1,000ヤード超のシーズンを送ったチームの顔であり、ファンや一部のメディアからは「なぜ今売るのか」と強烈な批判が上がった。しかし皮肉にも、そのトレードで手に入れた全体22位でVikingsはLSUのWR Justin Jeffersonを指名する機会を得た。WRクラスのスリップが相次ぐ中、評価の高いJeffersonをこの順位で確保できたことはアナリストの間で「Diggsを手放した痛みを少し和らげるバリューピック」と評価された。「DiggsからJeffersonへ」というVikingsの世代交代の賭けが吉と出るか凶と出るかは注目したい。

出典: Bills acquire WR Stefon Diggs from Vikings in trade (NFL.com) 2020 NFL Draft: Final quick-snap grades for all 32 teams (NFL.com)

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