Baltimore Ravens
再建ではなく、止まりかけた優勝ウィンドウの再起動。Harbaugh後の1年目
HC・OC・DC・STの4ポストが全員2026年新任。ただしロースターを壊して始める再建ではない。Billsと同様に、Lamar Jackson、Derrick Henry、Kyle Hamilton、Roquan Smith、Nate Wigginsと優勝を狙えるコアを残したまま、長期化したJohn Harbaugh体制からコーチ陣だけを入れ替えた。HCは1年目のJesse Minter。
2025年はLamar Jacksonの怪我の影響もあり8-9で終わったが、EPA/playでランは攻撃1位・守備3位とトップクラス。一方のパス攻撃18位・パス守備20位を改善するのが今年の課題となる。
2025年のパスラッシュはプレッシャー率29位・サック率31位で、ランは止められてもQBに届かない構造だった。これにBengalsからTrey Hendricksonを引き抜き、40歳のCalais Campbellも補強。 HCのMinterもChargersで強力ディフェンスを構築した実績があり、噛み合えば隙のない守備となる。
一方でベテランも多く、このコアを保って本気で勝ち切れる期間は長くない。HCのMinterは1年目から勝負のシーズンに直面している。
2025 Team Profile
2025 REG · EPA — League percentile · Higher = Better2025年のRavensは、8-9という記録の割に中身が悪くない。EPA/playは攻撃10位・守備18位で、ランに限れば攻撃1位・守備3位と両方リーグ最上位。落ちていたのはパス攻撃18位とパス守備20位で、今年の補強もそのままそこへ向いている。ランで勝つ形は既に完成していて、足りないのはパスの両側という読み方になる。
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2025 → 2026Pass Rush
CincinnatiからTrey Hendricksonを引き抜き、40歳のCalais Campbellも加えた。2025年の前線はプレッシャー率29位・サック率31位で、ラン守備3位に対してQBへ届かないという偏りがあった。Hendricksonが10〜13サック級に戻れば、Kyle HamiltonとNate Wigginsを後ろに置いた守備の形が一変する。地区のライバルから直接取った補強でもある。
View Team Stats →Pass Offense
2025年のパス攻撃はEPAで18位。Zay Flowers以外の受け手が細く、Isaiah LikelyはGiantsへ移った。OLもTyler LinderbaumとDaniel Faaleleが抜けており、John SimpsonとEthan Pocic、1巡14位のOlaivavega Ioaneで組み直してはいるがアップグレードとは言いにくい。ランが1位でもパスが18位のままなら、プレーオフで相手が用意する対策は去年と同じになる。
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地区のライバルから直接引き抜いた31歳。2025年の前線はプレッシャー率29位・サック率31位で、ランは止まるのにQBへ届かなかった。負傷歴はあるが10〜13サック級に戻れば、ラン守備3位の前線が初めてパスも壊せるようになる。Nnamdi Madubuikeの復帰状態と合わせて、守備が「良いユニット」で終わるか「本物の前線」になるかが決まる。
Player Profile→Bearsから来た新OC。Lamar Jacksonのアンダーセンターでの EPA/dropback は .40 でキャリア断トツの最高値だが、Ravensのプレーアクション使用率は過去3年10〜15%台にとどまり、昨年はリーグで2番目に低かった。Bearsはその使用率がリーグ2位。Doyleを呼んだ理由はこの一点に集約されている。
Coach Profile→Superstars
NFL Top 100 2026 →- CTyler Linderbaum
- TEIsaiah Likely
- LBKyle Van Noy
- DLDre'Mont Jones
- RGDaniel Faalele
- FBPatrick Ricard
- SAlohi Gilman
- SAr'Darius Washington
- LBDavid Ojabo
- PJordan Stout
Upgrade / Downgrade by Position
↑ Upgrade · ↓ DowngradeCAN MINTER RUN THE BUILDING AND THE DEFENSE AT ONCE?
Jesse Minterは守備畑の1年目HCで、DCにはAnthony Weaverが入る。Harbaugh後の組織を立て直しながら、自分の専門である守備をどこまで自分のものとして持ち続けられるか。HendricksonとCalais Campbellを足した前線、Kyle HamiltonとNate Wigginsという後ろは揃っている。材料が足りないのではなく、HCとしての仕事と両立できるかが問われる。
Schedule
View Game Database →ランで勝つ形は既にあり、足りなかったパスの両側へ補強が向いている。最終4試合がすべて地区戦なので、Bengalsとの2試合を含めて順位は最後まで動く。
- Trey Hendrickson — Sports Spectrum. CC BY 3.0 via Wikimedia Commons
- Calais Campbell — Atlanta Falcons. CC BY 3.0 via Wikimedia Commons
- John Simpson — New York Jets. CC BY 3.0 via Wikimedia Commons
- Ethan Pocic — Erik Drost. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Jaylinn Hawkins — Public domain via Wikimedia Commons
- Jovaughn Gwyn — Gamecock Central. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Lamar Jackson — Maryland GovPics. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Derrick Henry — All-Pro Reels. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Kyle Hamilton — Maryland GovPics. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Roquan Smith — Public domain via Wikimedia Commons
- Zay Flowers — Maryland GovPics. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Jesse Minter — Bobak Ha'Eri. CC BY 3.0 via Wikimedia Commons




