Philadelphia Eagles
まだ強いかではなく、これまでと違う勝ち方でも強いかを問う年
守備はほぼ全媒体がリーグ最高峰の候補に挙げる。2025年のEPA/playは守備5位、パス守備は2位。DCのVic Fangioが続投なので、ここは去年と同じものが出る前提で組める。
変わるのは攻撃側だ。A.J. BrownがPatriotsへ移り、OLコーチのJeff Stoutlandも去った。OCはSean Mannionに交代し、OL、WR1、ランの仕組みが同時に入れ替わる。前年の延長ではなく、新しい攻撃の1年目として見た方が正確になる。
これまでのスーパーボウル級Eaglesは、圧倒的なOLと爆発的なラン、A.J. BrownとDeVonta Smithという明確なタレント差を前提にしていた。その優位が薄れた状態で、Jalen Hurtsとスキームがどこまで自力で攻撃を持ち上げられるかが今年の中心になる。
2025年の攻撃はEPA/playで16位。ここが今年も中位以下なら、2027年にHurtsの将来が本格的に問われる可能性が出てくる。守備が最上位である以上、勝ち星は落ちにくいが、プレーオフで必要になるのは守備ではない側の答えになる。
2025 Team Profile
2025 REG · EPA — League percentile · Higher = Better2025年のEaglesは守備のチームだった。EPA/playは守備5位・パス守備2位で、攻撃は16位。パス13位・ラン14位と攻撃側に突出がなく、11-6という記録は守備が作っている。今年A.J. BrownとOLコーチを同時に失った以上、この16位が上がる材料は人ではなくスキームの側にしかない。
View Team Stats →What Changed
2025 → 2026Pass Defense
2025年のパス守備はEPAで2位。Vic Fangioが続投で、守備側だけは大きなスキームの連続性が残る。Jalen Carterが戻るだけでラン守備まで変わり得るし、Jihaad Campbellにはさらに上へ押す余地がある。攻撃が新しい1年目に入る年に、守備が最上位のまま動かないというのは大きい。
View Team Stats →Passing Game
A.J. BrownがPatriotsへ移り、OLコーチのJeff Stoutlandも去り、OCがSean Mannionに替わった。攻撃はOC・OLコーチ・WR1・ランの仕組みが同時に変わる。2025年のパス攻撃は13位で、Brownなしの受け手陣は全員の役割を一段ずつ上げる必要がある。新システムの学習曲線を、Philadelphiaは待ってくれない。
View Depth Chart →
前年はNakobe Deanの復帰でスナップ率が93%から27%まで落ちた。それでも縦のカバーとチェックダウン処理では既に到達点の高さを見せており、Fangioがプレシーズン開幕戦で唯一先発させたのもこの選手だった。Deanが退団した今年は最初から枠がある。ここが開花すれば、パス守備2位の守備はもう一段上へ行く。
Player Profile→OC・OLコーチ・WR1・ランの仕組みが同時に変わった攻撃を預かる。新しい仕組みはHurtsとOLの考える量を減らせる可能性がある一方、学習曲線をPhiladelphiaは待ってくれない。守備が最上位で動かないぶん、成否がそのまま順位に出る。
Coach Profile→Superstars
NFL Top 100 2026 →Upgrade / Downgrade by Position
↑ Upgrade · ↓ DowngradeCAN HURTS BE A DIFFERENT KIND OF QUARTERBACK?
最大の問いはJalen Hurtsそのもの。圧倒的なOLと明確なタレント差を前提にした勝ち方から、スキームで押し切る勝ち方へ移れるか。今年も攻撃が中位以下なら、2027年に将来を本格的に問われる可能性が出てくる。守備は最上位で動かないので、答えを出す場所は攻撃側にしかない。
Schedule
View Game Database →守備が最上位なので勝ち星は落ちにくい。ただしプレーオフで必要になるのは守備ではない側の答えで、第15〜17週にSEA・HOU・at SFが並ぶ終盤でそこが試される。
- Riq Woolen — Public domain via Wikimedia Commons
- Jihaad Campbell — Maize & Blue Nation. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Jalen Hurts — All-Pro Reels. CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons
- Jalen Carter — Atlanta Falcons. CC BY 3.0 via Wikimedia Commons
- Saquon Barkley — PistonsFan2223. CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons
- Cooper DeJean — Public domain via Wikimedia Commons
- Zack Baun — Bely Medved, system13photography. CC BY 2.0 via Wikimedia Commons
- Quinyon Mitchell — MrJacon000. CC BY 4.0 via Wikimedia Commons
- Nick Sirianni — The White House. Public domain via Wikimedia Commons
