1巡目を2,000万人が視聴:スター不在論を超えた注目
ドラフト開場を待つファンで埋まるRadio City Music Hall
Photo: Marianne O'Leary / CC BY 2.0(写真は2011年の同会場)
記録 | #NFLDraft2013 #RadioCity #DraftRatings #NewYork
2013年のNFLドラフトは4月25日から27日まで、ニューヨークのRadio City Music Hallで開催された。
ドラフト前には、前年のAndrew LuckやRobert Griffin IIIのような明確なフランチャイズQBが存在せず、全体1位を巡る評価も最後まで定まらなかった。クラス上位の選手間に明確な序列がなく、華やかなスター候補に欠けるという見方もあった。
それでも1巡目の関心は高かった。ESPNとNFL Networkの中継は合計で約2,000万人が少なくとも一部を視聴し、平均視聴者数は約770万人。同時間帯のケーブルテレビ番組で最多となった。ESPNによる3日間の平均視聴者数も約304万人に達し、前年を上回っている。
注目を集めたのはQBの競争だけではなかった。全体1位の行方、上位に並ぶOL、各チームの積極的なトレード、そして指名を待ち続けるGeno SmithやManti Te'oの物語が、3日間を通して視聴者を引きつけた。
出典: 2013 NFL Draft's first round is most-watched cable program (NFL.com) ESPN's Three-Day NFL Draft Coverage Up in Ratings and Viewership (ESPN Press Room)
全体1位はEric Fisher:Chiefsが選んだ「Big Boy Draft」の象徴
解説 | #EricFisher #Chiefs #OffensiveLine #No1Overall
Kansas City Chiefsは全体1位でCentral Michigan大のOT Eric Fisherを指名した。
Chiefsはオフシーズンに49ersからQB Alex Smithを獲得しており、ドラフトではQBではなく新たなパサーを守る選手を優先した。全体1位候補にはTexas A&M大のOT Luke Joeckelも挙げられていたが、Chiefsは運動能力と将来的な上限を評価し、Senior Bowl以降に評価を大きく伸ばしたFisherを選択した。
Fisherに続き、Jaguarsは2位でJoeckel、Eaglesは4位でOklahoma大のLane Johnsonを指名。最初の4人のうち3人がOTとなった。
さらにCardinalsが7位でOG Jonathan Cooper、Titansが10位でOG Chance Warmack、Chargersが11位でOT D.J. Flukerを指名。最初の11指名のうち6人、1巡目全体では9人がOLだった。
QBやWRではなく、パスプロテクションとライン戦を支配する大型選手が上位を占めた2013年は、ドラフト直後から「Big Boy Draft」と表現された。
出典: Eric Fisher goes No. 1 to Kansas City Chiefs in NFL draft (NFL.com) 2013 NFL Draft: St. Louis Rams, Minnesota Vikings fill big needs (NFL.com) Offensive linemen dominate top of draft (ESPN Stats & Information)
Dolphinsが12位から3位へ:予想外の低い対価でDion Jordan
速報 | #DionJordan #Dolphins #Raiders #TradeUp
ドラフト最初の大型トレードを成立させたのはMiami Dolphinsだった。
Dolphinsは全体12位と2巡目42位をOakland Raidersへ渡し、全体3位を獲得。Oregon大のDE/OLB Dion Jordanを指名した。
Miamiが上位へ動いた時点では、Jake Longがチームを離れた後のLT候補としてLane Johnsonを狙う可能性が考えられた。しかし実際に選んだのは、6フィート6の身長と長い腕を持ち、エッジラッシュだけでなくカバレッジでも起用できるJordanだった。
前年に15サックを記録したCameron Wakeと並べることで、異なる角度からQBへ圧力をかける狙いがあった。一方、Jordanは大学最終年に肩の負傷を抱え、純粋なパスラッシャーとしての生産性も限定的だった。高い身体能力をどの役割で生かすかが重要になる。
Raidersが受け取った追加対価は42位だけであり、従来のドラフト価値表と比較すると低い価格だった。Dolphinsのドラフトルームでも、これほど小さな対価で3位へ上がれたことに驚きがあったと報じられた。
出典: Dion Jordan goes to Dolphins after trade with Raiders (NFL.com) Miami Dolphins shocked trade to No. 3 cost "half price" (NFL.com)
フットボール歴3年で全体5位:ガーナ出身Ziggy Ansah
Lionsでプレーする Ezekiel "Ziggy" Ansah
Photo: Pete Sheffield / CC BY-SA 2.0(2014年)
注目 | #ZiggyAnsah #Lions #BYU #International
Detroit Lionsは全体5位でBYUのDE Ezekiel "Ziggy" Ansahを指名した。
ガーナで育ったAnsahは、BYU入学時にはアメリカンフットボールの経験がなかった。バスケットボールチームへの挑戦を経て、2010年に初めてフットボールを始めている。
本格的な先発経験は大学最終年が中心だったが、62タックル、13タックル・フォー・ロス、4.5サックを記録。Senior Bowlでは複数の位置からバックフィールドへ侵入し、Combineでも6フィート5、271ポンドの体格で40ヤード走4秒63を記録した。
短期間で急成長した身体能力の高い選手である一方、プレー認識、手の使い方、スナップごとの安定性には経験不足が残る。Lionsは即座の完成度よりも、NFLでも希少なサイズと爆発力を評価した。
BYUでAnsahを指導していたJim Schwartz HCの下で、どこまで早く技術を身につけられるかが注目された。
出典: Ziggy Ansah drafted by Detroit Lions at No. 5 overall (NFL.com)
Ramsが16位から8位へ:Tavon AustinにRGIIIトレードの資産を投入
解説 | #TavonAustin #Rams #TradeUp #RGIIITrade
St. Louis RamsはBuffalo Billsとのトレードで全体16位から8位へ上がり、West Virginia大のWR Tavon Austinを指名した。
Ramsが渡したのは16位、2巡目46位、3巡目78位、7巡目222位。代わりに8位と3巡目71位を受け取った。
AustinはCombineで40ヤード走4秒34を記録。大学最終年にはレシーブだけでなく、ラン、リターンでもボールを持ち、Oklahoma戦ではランだけで344ヤードを獲得した。5フィート8、174ポンドと小柄ではあるものの、フィールドのあらゆる位置からビッグプレーを生み出せる選手だった。
最初の7指名がOLまたは守備選手だったため、Austinは2013年ドラフトで最初に選ばれたQB、RB、WR、TEのいずれかに該当するスキルポジション選手となった。
Ramsは前年のRobert Griffin IIIを巡るトレードによって複数年の上位指名権を保有していた。その資産の一部を使い、Sam Bradfordのための爆発的な武器を確保した形である。
出典: Tavon Austin goes to St. Louis Rams after Bills trade (NFL.com)
Alabamaから9位、10位、11位:同一大学が3指名を連続独占
記録 | #Alabama #CrimsonTide #NickSaban #NFLDraft2013
全体9位から11位まで、Alabama大の選手が3人連続で指名された。
Jetsが9位でCB Dee Milliner、Titansが10位でOG Chance Warmack、Chargersが11位でOT D.J. Flukerを選択。同じ大学の選手が1巡目で3枠連続して指名されたのは、1967年に始まった共通ドラフト以降で初めてだった。
Millinerは複数回の手術歴が懸念されたものの、Darrelle RevisをBuccaneersへトレードしたJetsにとって即戦力のCB候補だった。WarmackとFlukerは、全体上位をOLが支配したドラフトの流れをさらに強めた。
2巡目ではRB Eddie Lacy、3巡目ではCB Robert Lester、4巡目以降にもBarrett Jonesらが続き、Alabamaからは最終的に9人が指名された。
直近2シーズンで全米王者となったチームが、一部のスターだけでなく、ラインと守備を中心とする多数のNFL候補によって構成されていたことを示す結果だった。
出典: Three Crimson Tide Players Selected in First Round of NFL Draft (University of Alabama Athletics) Alabama has Five Players Selected on the Final Day of the NFL Draft (University of Alabama Athletics)
生死に関わる負傷から5か月:RaidersがD.J. Haydenを12位指名
ドラマ | #DJHayden #Raiders #Houston #Comeback
Oakland RaidersはDolphinsとのトレードで全体3位から12位へ下がり、Houston大のCB D.J. Haydenを指名した。
Haydenは2012年11月の練習中、チームメートとの衝突によって心臓へ血液を戻す主要な血管を損傷。一時は生命が危ぶまれる状態となり、緊急手術を受けていた。
通常のフットボールではほとんど見られない種類の負傷だったが、Haydenは回復し、ドラフト前には運動を再開。大学最終年の映像では、素早い方向転換、ボールへの反応、マンカバー能力を示していた。
Raidersはトレード前の全体3位でもHaydenを検討していたと報じられており、順位を下げて追加指名権を確保しながら、ボード上で高く評価していた選手を獲得した。
負傷の特殊性から将来的な医療リスクを完全に予測することは難しい。それでもOaklandは、健康状態が確認できればクラス最上位のCBになり得ると判断した。
出典: D.J. Hayden selected No. 12 by Oakland Raiders (Sports Illustrated) Raiders select D.J. Hayden with 12th pick in draft (ESPN)
最初のQBはE.J. Manuel:Billsが16位で仕掛けたサプライズ
速報 | #EJManuel #Bills #Quarterback #DraftSurprise
2013年ドラフトで最初に選ばれたQBは、West Virginia大のGeno SmithでもUSCのMatt Barkleyでもなかった。
Buffalo Billsは全体8位をRamsへ譲って16位まで下がり、Florida State大のE.J. Manuelを指名した。
Manuelは6フィート5、237ポンドの体格、強い肩、40ヤード走4秒62の運動能力を持ち、大学では先発として25勝6敗を記録していた。Read Optionを含む複数の攻撃に対応できる身体的な資質が評価された。
一方、ポケット内での判断、プレッシャーを受けた際の正確性、フィールド全体を読む一貫性には課題があると見られており、ドラフト前には2日目候補とする予想も多かった。
BillsはRyan Fitzpatrickを放出し、Kevin Kolbを獲得したばかりだった。Doug Marrone新HCとNathaniel Hackett OCは、Manuelの身体能力を生かす新たなオフェンスを構築する道を選んだ。
結果として、Manuelは2013年の1巡目で唯一指名されたQBとなった。
出典: E.J. Manuel a surprise pick by Buffalo Bills at No. 16 (NFL.com) 2013 NFL Draft: Dolphins, Rams headline surprising first round (NFL.com)
Cowboysが31位でTravis Frederick:本人も驚いた1巡指名
注目 | #TravisFrederick #Cowboys #DraftReach #TradeDown
Dallas Cowboysは全体18位を49ersへ譲り、31位と3巡目74位を獲得。1巡目最後から2番目の指名でWisconsin大のC Travis Frederickを選んだ。
FrederickはCとOGの両方で先発経験があり、ラインコールを任せられる知性、強さ、ランブロックを評価されていた。一方、Combineでは40ヤード走5秒58にとどまり、ドラフト前には2巡目から3巡目での指名を予想する評価もあった。
Frederick本人も、1巡目で指名される確信はなく、31位で名前を呼ばれたことに驚いたと話している。
Cowboysが18位にいた時点では、上位候補と見られていたFlorida大のDT Sharrif Floydも残っていた。そのFloydを見送ってトレードダウンし、一般的な予想より早い段階でCを指名した判断には、当日のテレビ中継やドラフト評価記事から強い批判が集まった。
Dallasは外部評価ではなく、自らのボードと最大の補強ポイントを優先したことになる。獲得した追加3巡指名権を含め、この判断全体がどのような価値を生むかは、ドラフト終了時点では分からない。
出典: Dallas Gets Frederick, Third-Round Pick in Trade with SF (Dallas Cowboys) Travis Frederick surprised at selection (ESPN) NFL Draft Experts Not Impressed By 'Boys Latest Draft Class (Dallas Cowboys)
1963年以来初めて、1巡目からRBが消える
分析 | #RunningBack #GiovaniBernard #PositionalValue #NFLDraft2013
2013年の1巡目では、RBが一人も指名されなかった。最初のRBが初日から選ばれなかったのは1963年以来だった。
最初に名前を呼ばれたのは、Bengalsが2巡目全体37位で選んだNorth Carolina大のGiovani Bernard。続いてSteelersが48位でLe'Veon Bell、Broncosが58位でMontee Ball、Packersが61位でEddie Lacyを指名した。
RB候補が存在しなかったわけではない。Bernardはレシーブとリターンでも貢献でき、LacyはAlabamaの強力なランゲームを支えた。しかし各チームは1巡目で、OL、パスラッシャー、CB、WRといったポジションを優先した。
RBは負傷リスクが高く、選手寿命も比較的短い。複数の選手をローテーションで使うチームも増え、下位指名やFAから戦力を確保できるという認識が広がっていた。
1巡目で9人が選ばれたOLとは対照的に、RBへの投資価値が急速に変化していることを示すドラフトとなった。
出典: Offensive linemen dominate top of draft (ESPN Stats & Information) Giovani Bernard drafted by Bengals, first running back taken (Tar Heel Times/GoHeels) Eddie Lacy drafted at No. 61 by Green Bay Packers (NFL.com)
Manti Te'oは38位:騒動と評価低下を越えてSan Diegoへ
ドラマ | #MantiTeo #Chargers #NotreDame #Day2
San Diego Chargersは2巡目45位と4巡目指名権をCardinalsへ渡して38位へ上がり、Notre Dame大のLB Manti Te'oを指名した。
Te'oは大学最終年にNotre Dameを無敗のレギュラーシーズンへ導き、ハイズマン賞投票で2位。7INTを記録し、リーダーシップとプレー認識を高く評価されていた。
一方、全米王座決定戦ではAlabamaのランゲームを止められず、Combineの40ヤード走も4秒82。NFLの広いフィールドで、カバレッジやサイドライン間のスピードに対応できるかが懸念された。
さらにドラフト前には、実在しない交際相手を巡る騒動が大きく報じられ、フットボール以外の質問と注目にも対応しなければならなかった。
1巡目で名前を呼ばれなかったTe'oは、2日目もRadio City Music Hallには戻らず、Hawaiiの自宅で指名を待った。ChargersはDonald Butlerと組ませるインサイドLBとして、大学で示した本能とリーダーシップを評価した。
出典: Manti Te'o gets fresh start with San Diego Chargers (NFL.com) Manti Te'o, Tyrann Mathieu draw varying opinions around NFL (NFL.com) 2013 NFL Draft trade tracker: Details of all the moves (NFL.com)
1巡目を待ち続けたGeno Smith:Jetsが39位で指名
Jetsのトレーニングキャンプに参加するGeno Smith
Photo: Eltiempo10 / CC BY-SA 3.0(2013年8月)
ドラマ | #GenoSmith #Jets #DraftSlide #Quarterback
West Virginia大のQB Geno Smithは、ドラフト前にクラス最上位のQBとする評価も多く、全体上位での指名候補としてRadio City Music Hallのグリーンルームに招待されていた。
しかしBillsが最初のQBとしてE.J. Manuelを選んだ後も、Smithの名前は呼ばれなかった。Jetsも全体9位でCB Dee Milliner、13位でDL Sheldon Richardsonを指名し、QBを見送った。
初日終了後、Smithは2日目の会場には戻らない意向だと一度は報じられた。それでも考えを変えて再びグリーンルームに姿を見せ、Jetsが2巡目全体39位で指名。その待ち時間はようやく終わった。長い待機はその日のうちにネタにもされている。
Smithは大学最終年に42TD、6INTを記録し、正確なショートパスと運動能力を示していた。一方、West VirginiaのスプレッドオフェンスからNFLへの移行、ポケット内でプレッシャーを受けた際の対応、シーズン後半の成績低下が懸念された。
JetsにはMark Sanchezを含む複数のQBが在籍していた。新GM John Idzikは、1巡目で無理にQBを選ばず、2日目まで残った時点でSmithの価値がリスクを上回ったと判断した。
出典: Geno Smith won't return for Day 2 of 2013 NFL Draft? (NFL.com) Geno Smith drafted by New York Jets at No. 39 overall (NFL.com)
2012年をプレーしなかったTyrann Mathieu:Cardinalsが69位で機会
Cardinalsに加入したTyrann Mathieu
Photo: Broderick Delaney / CC BY 2.0(2013年)
注目 | #TyrannMathieu #Cardinals #LSU #SecondChance
Arizona Cardinalsは3巡目全体69位で、LSUのDB Tyrann Mathieuを指名した。
Mathieuは身長5フィート9、186ポンドと小柄ながら、CB、S、ニッケル、リターナーとしてプレーでき、ボールへ向かう本能とターンオーバーを生み出す能力を高く評価されていた。2011年にはハイズマン賞投票で5位に入っている。
一方、チーム規則への複数回の違反によってLSUを離れ、2012年シーズンは試合に出場しなかった。薬物問題を巡る懸念から、フットボールの能力以上に、生活環境と信頼性が各チームの判断材料となった。
Cardinalsには、LSU時代からMathieuと親しいCB Patrick Petersonが在籍していた。ArizonaはPetersonを支援役の一人としながら、MathieuをDBおよびリターナーとして起用する可能性を考えていた。
トップクラスのプレーメーカーとしての映像と、1年間プレーしていないリスク。69位は、その両方を反映した指名だった。
出典: Tyrann Mathieu drafted by Arizona Cardinals at No. 69 (NFL.com) Manti Te'o, Tyrann Mathieu draw varying opinions around NFL (NFL.com)
壊滅的な膝の負傷から6か月:49ersがMarcus Lattimoreを指名
感動 | #MarcusLattimore #49ers #SouthCarolina #Comeback
San Francisco 49ersは4巡目全体131位で、South Carolina大のRB Marcus Lattimoreを指名した。
Lattimoreは大学1年目から先発し、サイズ、視野、パワー、レシーブ能力を備えたトップ級RBと評価されていた。しかし2011年に左膝の靱帯を負傷。復帰した2012年10月27日のTennessee戦では、今度は右膝の複数の靱帯を損傷する深刻な負傷を負った。
49ersから指名されたのは、その試合からちょうど6か月後だった。
San FranciscoにはFrank Gore、Kendall Hunter、LaMichael Jamesが在籍しており、Lattimoreをすぐに試合へ戻す必要はなかった。また多数の指名権を持っていたため、2013年の即戦力ではなく、回復後の将来性に一枠を使う余裕もあった。
Lattimore本人も、リハビリを急がず、身体の準備が整うまで待つ方針を受け入れていた。復帰時期が確定していない選手への指名ではあるが、負傷前の才能と人物面への評価を考えれば、4巡目で投資する価値があるという判断だった。
出典: Marcus Lattimore picked by 49ers in fourth round (NFL.com) 2013 NFL Draft: Breaking down winning and worrisome picks (NFL.com)
Coltsが2年連続で最後の指名:Justice CunninghamがMr. Irrelevant
珍事 | #JusticeCunningham #MrIrrelevant #Colts #SouthCarolina
2013年ドラフト最後の全体254位で、Indianapolis ColtsはSouth Carolina大のTE Justice Cunninghamを指名した。
Coltsは前年にも、QB Chandler Harnishをドラフト最後の選手として指名している。2年連続で同じチームが「Mr. Irrelevant」を選ぶ珍しい結果となった。
Cunninghamは大学最終年に23キャッチ、324ヤードを記録。レシーバーとしての数字よりも、ブロッキング、スペシャルチーム、複数のTE配置での役割が期待された。
最後の指名を発表したMr. Irrelevant創設者Paul Salataは、最初に別の名前を口にした後、Cunninghamへ訂正するという小さな混乱も起こした。
Cunninghamには、カリフォルニア州Newport Beachで行われるIrrelevant Weekへの招待と、ハイズマン賞を逆さにしたLowsman Trophyが贈られる。
出典: Justice Cunningham is 2013 NFL Draft's "Mr. Irrelevant" (NFL.com) Cunningham named Mr. Irrelevant (FOX Sports) Indianapolis Colts Select Seven Players in the 2013 NFL Draft (Indianapolis Colts)
明確なスターがいない年に、各球団が選んだ確実性と希少性
まとめ | #BigBoyDraft #DraftStrategy #PositionValue #NFLDraft2013
2013年ドラフトには、全体1位が確実なQBも、誰もが認める単独の最高評価選手もいなかった。
その中で各球団が上位指名権を使ったのは、主にサイズ、運動能力、ポジションの希少性だった。
最初の4人のうち3人がOTとなり、最初の11人には6人のOLが入った。ChiefsはAlex Smithを守るFisher、JaguarsはJoeckel、EaglesはJohnsonを選択。Cardinals、Titans、Chargersも上位でラインを補強した。
守備では、DolphinsがJordan、LionsがAnsahという身体能力の高い選手のために上位指名権を使った。Raidersは生命に関わる負傷から復帰したHaydenを、Cardinalsは1年間プレーしていないMathieuを指名し、純粋な能力と不確実性の境界を探った。
QBへの評価は最後まで分かれた。最初に選ばれたのはManuelで、Geno Smithは2日目まで残った。RBは1963年以来初めて1巡目から姿を消し、WRではRamsがAustinのために大きく動いた。
明確な序列がないドラフトでは、全チームが同じ「最高の選手」を追うわけではない。システムへの適性、ポジション需要、将来的な上限、医療や人物面のリスクによって、各球団のボードは大きく異なる。
2013年は華やかなQB争奪戦ではなく、各球団が何を希少な資産と考えているかが、上位指名にはっきり表れたドラフトだった。
出典: Hot 100: Luke Joeckel, Ezekiel Ansah top tough-to-call draft class (NFL.com) 2013 NFL Draft: St. Louis Rams, Minnesota Vikings fill big needs (NFL.com) 2013 NFL Draft: Dolphins, Rams headline surprising first round (NFL.com)
