史上最も見られたNFLドラフト:初の5月開催に4,570万人

記録 | #NFLDraft2014 #RadioCity #DraftRatings #NewYork

2014年のNFLドラフトは5月8日から10日まで、ニューヨークのRadio City Music Hallで開催された。例年の4月下旬ではなく5月にずれ込んだのは、会場のスケジュール上の都合によるものだった。評価期間が約2週間延びたことで、候補選手を巡る報道や議論も例年以上に長期化した。

それでも関心は衰えなかった。NFL Network、ESPN、ESPN2の中継は3日間で4,570万人に到達し、2010年の記録を更新。1巡目だけでも3,200万人が中継の一部を視聴した。Twitterではドラフトに関する投稿が960万件を超え、前年から211%増加している。

全体1位を巡るHouston Texansの判断、Johnny Manzielの指名順位、Michael Samが指名されるかという複数の物語が、通常より長い待機期間を通して注目を集め続けた。

出典: 2014 NFL Draft set for May 8–10 at Radio City Music Hall (NFL.com) 2014 NFL Draft watched by a record 45.7 million viewers (NFL.com)


TexansはQBを見送り、Jadeveon Clowneyを全体1位指名

解説 | #JadeveonClowney #Texans #No1Overall #PassRush

Houston Texansは全体1位でSouth Carolina大のDE Jadeveon Clowneyを指名した。

Texansは前年を2勝14敗で終え、QBが最大の補強ポイントと見られていた。Blake Bortles、Johnny Manziel、Teddy Bridgewaterという候補を選ぶ可能性や、指名権をトレードする可能性も最後まで報じられたが、Bill O’Brien新HCとRick Smith GMはドラフト最高級の身体能力を持つ守備選手を選んだ。

ClowneyはCombineで6フィート5、266ポンドながら40ヤード走4秒53を記録。爆発的な初速とパワーを兼ね備え、J.J. Wattと並ぶフロントはAFC SouthのQBにとって大きな脅威になると期待された。

一方、大学最終年は3サックにとどまり、プレーの安定性や技術的な未完成さを指摘する声もあった。全体1位にDEを使う以上、単にランを止めるだけでなく、継続的に試合を変えるパスラッシャーになれるかが評価基準となる。

出典: Houston Texans select Jadeveon Clowney No. 1 overall (NFL.com)


RGIIIトレード最後の1巡指名権:RamsはGreg Robinsonを選択

分析 | #GregRobinson #Rams #RGIIITrade #Trenches

St. Louis Ramsが保有していた全体2位は、2012年にWashingtonへ全体2位指名権を譲り、Robert Griffin IIIを指名させた大型トレードから得た最後の1巡指名権だった。

Ramsはその指名権でAuburn大のOT Greg Robinsonを選択した。6フィート5、332ポンドの体格と圧倒的なランブロック能力を持ち、Auburnの強力なランオフェンスを支えた選手である。パスプロテクションには成長が必要と見られたが、Jake LongやRodger Saffoldと組み合わせ、まずは右側やOGから起用する可能性も考えられた。

さらにRamsは自前の全体13位でPittsburgh大のDT Aaron Donaldを指名。Robert Quinn、Chris Long、Michael Brockersが揃うDLに、内側から素早く侵入できるDonaldを加えた。

NFC WestではSeattle SeahawksとSan Francisco 49ersがフィジカルな守備とランゲームで成功していた。Ramsも2つの1巡指名をOLとDLに使い、同地区で戦うためのサイズと強度を優先した。

出典: Greg Robinson, Aaron Donald drafted by St. Louis Rams (NFL.com) Greg Robinson is the final piece of the Robert Griffin III trade (ProFootballTalk)


最初の大きなサプライズ:Jaguarsが3位でBlake Bortles

速報 | #BlakeBortles #Jaguars #Quarterback #DraftSurprise

Jacksonville Jaguarsは全体3位でUCF大のQB Blake Bortlesを指名した。

Bortlesは6フィート5、232ポンドの体格、ポケット内外でプレーを延ばせる運動能力、強い肩を備えたQBだった。一方、ドラフト前のQB評価は割れており、Johnny Manzielを最上位とする見方や、Teddy Bridgewaterを最も完成されたQBと見る評価もあった。

そのため、Bortlesが最初に指名されたQBとなったことは、1巡目序盤で最初の大きな驚きとなった。Jaguarsは2011年に全体10位で指名したBlaine Gabbertをすでに49ersへトレードしており、新たなQBを必要としていた。

Gus Bradley HCは、Bortlesをすぐに先発させることを前提とはせず、Chad Henneの後ろで育成できる体制を示していた。身体的な上限を評価しながらも、大学での先発経験が比較的少ないQBに3位を使う長期的な判断だった。

出典: Blake Bortles heading to Jacksonville, which needs receivers (NFL.com)


Billsが未来の1巡を投入:9位から4位へ上がってSammy Watkins

解説 | #SammyWatkins #Bills #TradeUp #WideReceiver

Buffalo BillsはCleveland Brownsとのトレードで全体9位から4位へ上がり、Clemson大のWR Sammy Watkinsを指名した。

BillsがBrownsへ渡したのは全体9位に加え、2015年の1巡目と4巡目指名権。QBではなくWRを獲得するために翌年の1巡目まで投じる、非常に積極的な取引だった。

WatkinsはCombineで記録した40ヤード走4秒43のスピードだけでなく、キャッチ後の加速力、ボールを持った際の創造性、幅広い位置からプレーできる能力を評価されていた。前年に1巡目でQB E.J. Manuelを指名したBillsにとって、Watkinsは若いQBの周囲に置く中心的なプレーメーカーだった。

一方、WRは豊富と評価されていたクラスであり、将来の1巡目を手放してまで4位へ上がる必要があったのかという疑問も残った。Doug Whaley GMは、複数の有力WRの中から一人を待つのではなく、Watkinsを明確に特別な選手と評価して動いた。

出典: Bills grab Sammy Watkins after trading up to No. 4 (NFL.com)


University at Buffaloから全体5位:Khalil Mackが作った歴史

注目 | #KhalilMack #Raiders #BuffaloBulls #MAC

Oakland Raidersは全体5位でUniversity at BuffaloのLB Khalil Mackを指名した。Buffaloから1巡目または2巡目で指名された選手は、Mackが初めてだった。

Mackは大学通算16ファンブルフォースでNCAA記録を樹立し、75タックル・フォー・ロスも当時の最多記録に並んでいた。特にOhio State戦で2.5サック、INTリターンTDを記録したことで、非Power Conferenceの選手でありながらトップ候補として全国的な評価を得た。

Mike MayockはMackをクラス全体の最高評価選手としており、Clowneyより完成度の高いオールラウンドな守備選手とする見方もあった。Raidersではベース守備でLB、パス局面ではエッジラッシャーとして使われることが想定された。

OaklandはオフシーズンにJustin Tuck、LaMarr Woodley、Antonio Smithらベテランを獲得していた。その中に長期的な守備の中心となり得る若い選手を加える指名だった。

出典: Oakland Raiders take Khalil Mack with No. 5 pick (NFL.com) Raiders Draft LB Khalil Mack in 1st Round (Oakland Raiders)


Brownsが動かした1巡目:3度のトレードを経てJohnny Manziel

Texas A&MでプレーするJohnny ManzielTexas A&MでプレーするJohnny Manziel

Photo: Shutterbug459 / CC BY-SA 3.0

ドラマ | #JohnnyManziel #Browns #JohnnyFootball #DraftSlide

2012年のハイズマン賞を獲得し、カレッジフットボール最大級のスターとなったJohnny Manzielは、2014年ドラフトで最も注目された選手だった。

しかしTexansは1位でClowney、Jaguarsは3位でBortlesを選択。Manzielはトップ10を通過した。Brownsも一度目の指名機会ではManzielを選ばず、全体4位をBillsへ譲った後、8位へ移動してCB Justin Gilbertを指名した。

Manzielが20位を過ぎても残ると、Brownsは保有していた全体26位と3巡83位をPhiladelphia Eaglesへ渡し、22位へトレードアップ。そこでようやくManzielを選んだ。

Manzielはポケットを離れてプレーを作る能力、勝負強さ、競争心を高く評価された一方、6フィート前後の体格、大学の自由度が高いオフェンスからNFLへの移行、プレースタイルの持続性、フィールド外での注目度が懸念材料となっていた。

Brownsは一晩で指名順位を下げて将来の1巡目を獲得し、Gilbertを指名し、最後にManzielのために再び上がった。2014年の1巡目で最も複雑かつ劇的な動きを見せたチームだった。

出典: Bills grab Sammy Watkins after trading up to No. 4 (NFL.com) Justin Gilbert drafted No. 8 by Browns after trade (NFL.com) Cleveland Browns draft Johnny Manziel after trade (NFL.com) Johnny Manziel slides to Cleveland Browns in 2014 NFL Draft (NFL.com)


CowboysはManzielを見送り、Zack MartinでOL路線を継続

分析 | #ZackMartin #Cowboys #JohnnyManziel #OffensiveLine

Johnny Manzielが全体16位まで残ったことで、Dallas Cowboysの指名は1巡目最大の注目点の一つとなった。

ManzielはTexas A&Mのスターであり、Jerry Jonesオーナーが華やかな選手を好むというチームイメージとも重なった。会場やDallasのファンからはManzielを求める声も上がったが、Cowboysが選んだのはNotre Dame大のOL Zack Martinだった。

Martinは大学で主にLTを務めていたが、NFLではOTとOGの両方でプレーできると評価された。Cowboysにとっては2011年のTyron Smith、2013年のTravis Frederickに続き、4年間で3人目となる1巡OLである。

Tony Romoは前年に背中の手術を受けていた。新たなQBを加えるのではなく、既存のQBを守るラインをさらに強化する判断は、話題性よりロスター構築の継続性を優先したものだった。

出典: Cowboys Pass On Manziel, Keep Bolstering O-Line (Dallas Cowboys) Zack Martin drafted 16th overall by Dallas Cowboys (NFL.com)


Vikingsが32位へ再浮上:Teddy Bridgewaterで1巡目を締める

解説 | #TeddyBridgewater #Vikings #TradeUp #Quarterback

Minnesota Vikingsは全体9位でUCLA大のエッジディフェンダーAnthony Barrを指名した後、1巡目最後の全体32位へトレードアップしてLouisville大のQB Teddy Bridgewaterを選んだ。

Vikingsは22位でJohnny Manzielを獲得するためEaglesとのトレードを試みたが、Brownsの提示した条件が上回ったと報じられた。その後、Seattle Seahawksへ2巡40位と4巡108位を渡して32位を獲得し、Bridgewaterを指名した。

Bridgewaterは大学での試合映像、ポケット内での判断、正確性、プレッシャーへの対応を高く評価され、最もNFLへの準備ができたQBとする見方もあった。一方、Pro Dayでの不安定な投球、細身の体格、手の大きさなどが指名順位低下の理由として議論された。

VikingsはMatt Casselを起用しながらBridgewaterを育てることも可能だった。また32位で指名したことで、契約には5年目オプションが付く。Manzielのトレードを成立させられなかった後も、将来のQBを1巡目の枠内で確保することを優先した。

出典: Vikings draft Teddy Bridgewater after missing Manziel (NFL.com) Teddy Bridgewater lands with Vikings thanks to careful QB hunt (NFL.com)


Patriotsが全体62位でJimmy Garoppolo:1993年以来最も高いQB指名

注目 | #JimmyGaroppolo #Patriots #TomBrady #Quarterback

New England Patriotsは2巡目全体62位でEastern Illinois大のQB Jimmy Garoppoloを指名した。

Garoppoloは素早いリリース、強い腕、短い時間で投球判断を行う能力によって、シーズン終了後の評価を高めていた。一方、FCSでの対戦レベルや、大学のオフェンスからNFLへの移行には時間が必要と考えられていた。

PatriotsにはTom Bradyがおり、即座に先発QBを必要としていたわけではない。また、DLやTEなど別の補強ポイントも残っていたため、2巡目をQBに使ったことは驚きを持って受け止められた。

しかしGaroppoloの新人契約が終了する時点でBradyは41歳になる。GaroppoloはBradyを直ちに脅かす存在というより、QBという最重要ポジションに将来の選択肢を用意する指名だった。Patriotsがこれほど高い順位でQBを選ぶのは、1993年の全体1位Drew Bledsoe以来となった。

出典: Jimmy Garoppolo drafted by Patriots 62nd overall (NFL.com) Patriots plan ahead: 13 takeaways from Day 2 (NFL.com)


最初の2巡でWRが12人:史上最多のレシーバークラス

記録 | #WideReceiver #PassingLeague #SammyWatkins #NFLDraft2014

2014年ドラフトでは、最初の2巡だけで12人のWRが指名された。これは当時のNFLドラフト記録だった。

1巡目

  • 4位:Sammy Watkins/Buffalo Bills
  • 7位:Mike Evans/Tampa Bay Buccaneers
  • 12位:Odell Beckham Jr./New York Giants
  • 20位:Brandin Cooks/New Orleans Saints
  • 28位:Kelvin Benjamin/Carolina Panthers

2巡目

  • 39位:Marqise Lee/Jacksonville Jaguars
  • 42位:Jordan Matthews/Philadelphia Eagles
  • 45位:Paul Richardson/Seattle Seahawks
  • 53位:Davante Adams/Green Bay Packers
  • 56位:Cody Latimer/Denver Broncos
  • 61位:Allen Robinson/Jacksonville Jaguars
  • 63位:Jarvis Landry/Miami Dolphins

WatkinsやCooksのスピード、EvansやBenjaminのサイズ、Beckhamのボールスキル、MatthewsやAdamsの生産性など、それぞれ異なる特徴を持つ候補が揃っていた。

大学でスプレッドオフェンスやパス中心の攻撃が広がり、NFL各チームが若く安価なパスゲームの武器を求めた結果、WRへの指名が最初の2日間に集中した。

出典: 2014 NFL Draft wide receiver class: A truly special group (SB Nation) Four Tigers Selected on NFL Draft Day 2 (LSU) 2014 NFL Draft results (ESPN)


最初のRBは全体54位:さらに下がったポジション価値

分析 | #BishopSankey #RunningBack #PositionalValue #Titans

2014年は2年連続で、1巡目にRBが一人も指名されなかった。

最初に選ばれたRBは、Tennessee Titansが2巡目全体54位で指名したWashington大のBishop Sankey。最初のRBが54位まで残ったのは、当時のドラフト史上最も遅い順位だった。

前年の2013年も、最初のRBだったGiovani Bernardは全体37位まで指名されなかった。2014年はさらに17枠遅くなり、RBへの投資を抑える傾向が一段と強まった。

Sankeyの直後には、Cincinnati Bengalsが55位でJeremy Hill、49ersが57位でCarlos Hydeを指名した。RB候補が評価されていなかったというより、各チームが他のポジションを優先し、同程度のRBを2巡目以降で獲得できると判断した結果と考えられる。

出典: Bishop Sankey goes to the Tennessee Titans at No. 54 (NFL.com)


過去最多98人のアーリーエントリー:約4割が指名されず

分析 | #Underclassmen #EarlyEntry #CollegeFootball #DraftRisk

NFLは2014年1月、大学での資格を残した98人にドラフトへの特別参加資格を与えた。前年の73人を25人上回る当時の最多記録で、アーリーエントリーは6年連続で増加した。

すでに学位を取得しながら競技資格を残していた4人を加えると、早期にNFL入りを選んだ候補は102人に達した。98人のうち36人、卒業済みの4人も含めれば102人のうち38人が指名されず、その割合は4割近くに上った。

上位指名が期待できる選手にとって、早期のNFL入りには新人契約やプロでの育成を早く始められる利点がある。一方、指名されなければ大学で評価を高める機会や、奨学金を受けながらプレーするシーズンを失う。

選手数の急増を受け、NFL関係者や大学のコーチからは、選手が現実的なドラフト評価を得られないまま大学を離れているのではないかという懸念も示された。

出典: List of underclassmen granted eligibility for 2014 NFL Draft (NFL.com) Tracking the underclassmen: Close to 40 percent don’t hear their name called at 2014 NFL Draft (AL.com archive)


Ramsが全体249位でMichael Sam:NFLドラフトの歴史的瞬間

Missouri大での最終ホームゲームを終えたMichael SamMissouri大での最終ホームゲームを終えたMichael Sam

Photo: Marcus Qwertyus / CC BY-SA 3.0

歴史 | #MichaelSam #Rams #LGBTQ #NFLHistory

St. Louis Ramsは7巡目全体249位でMissouri大のDE Michael Samを指名した。Samは自身がゲイであることを公表した状態でNFLドラフトに臨み、指名された最初の選手となった。

Samは大学最終年に11.5サックを記録し、SECの共同最優秀守備選手に選ばれていた。一方、6フィート2、255ポンドというサイズはNFLのフルタイムDEとして小さく、LBとしてプレーするにはカバレッジ経験が乏しいという、純粋なポジション上の課題も指摘されていた。

指名の電話を受け、Samが家族やパートナーと喜ぶ映像は全米に放送された。Barack Obama大統領もSam、Rams、NFLに祝意を示した。

Jeff Fisher HCは、注目を集めるためではなく、補償指名権を使って獲得する価値のあるフットボール選手としてSamを選んだと説明した。社会的な意味を持つ歴史的指名であると同時に、Samにとっては競争の激しいRamsのDLでロスター枠を勝ち取るためのスタートだった。

出典: Michael Sam, NFL draft prospect, announces he’s gay (NFL.com) Michael Sam drafted by St. Louis Rams at No. 249 (NFL.com) St. Louis Rams draft Michael Sam, make NFL history (NFL.com)


最初も最後もTexans:全体256位はLonnie Ballentine

注目 | #LonnieBallentine #MrIrrelevant #Texans #Memphis

全体1位でJadeveon Clowneyを選び、2014年ドラフトを始めたHouston Texansは、最後の全体256位も保有していた。

Texansが選んだのはMemphis大のS Lonnie Ballentine。長い腕と広い守備範囲、直線的なスピードを持ち、控えSやスペシャルチームでの競争が期待された。

Ballentineには恒例の「Mr. Irrelevant」の称号が与えられ、カリフォルニア州Newport Beachで開催されるIrrelevant Weekへ招待される。式典ではハイズマン賞を逆さにしたLowsman Trophyも贈られる。

Mr. Irrelevantの伝統を創設したPaul Salataは体調上の理由で会場を欠席し、娘のMelanieが代理で最後の指名を発表した。ClowneyからBallentineまで、256人の指名がRadio City Music Hallで完結した。

出典: Lonnie Ballentine is 2014 NFL Draft’s Mr. Irrelevant (NFL.com) Texans make Memphis safety Ballentine Mr. Irrelevant (FOX Sports)


スター性、指名資産、ポジション価値が交差した3日間

まとめ | #DraftStrategy #JohnnyFootball #PositionValue #NFLDraft2014

2014年ドラフトの中心には、選手の知名度と球団の評価が必ずしも一致しないという現実があった。

Johnny Manzielはドラフト最大のスターだったが、最初に指名されたQBはBortlesで、Manzielは22位まで待った。Cowboysは地元とのつながりや話題性よりOLを選び、Vikingsは1巡目最後の指名権を確保してBridgewaterを選んだ。Patriotsは現在の先発ではなく、数年先も見据えてGaroppoloを指名した。

指名権の価値についても判断は分かれた。BillsはWatkinsのために翌年の1巡目を投入。Brownsは4位を売って将来の1巡目を確保しながら、Manzielのためには再び上昇した。RamsはRGIIIトレードから得た最後の資産をOLへ使い、自前の指名権ではDLを強化した。

ポジション別ではWRが最初の2巡で史上最多の12人を送り出す一方、最初のRBは54位まで待った。パスゲームの武器に高い価値が置かれ、RBへの投資が後回しになるリーグの変化が、指名順位にはっきり表れた。

そしてドラフトの最後にはMichael SamがNFLへの機会を得た。2014年は単なる選手選択のイベントを超え、スター候補への期待、リスク評価、球団の長期戦略、スポーツ界の社会的変化が同じ舞台で交差した3日間となった。

出典: 2014 NFL Draft watched by a record 45.7 million viewers (NFL.com) Johnny Manziel slides to Cleveland Browns in 2014 NFL Draft (NFL.com) Michael Sam drafted by St. Louis Rams at No. 249 (NFL.com)